
皆様、こんにちは。西村友里です。
弊社日本大通店の斜め向いに「シルクセンター」という名称のビルがあります。
このビルの地下1階には、「英一番館」と呼ばれる商業施設が入っており、
カメラ屋、真珠販売店、雑貨屋、レストラン等の店舗が軒を連ねています。
平日のお昼になると、地下のホールにお弁当屋さんがお弁当を売りに来るため、
ビジネスマンが殺到し、あっという間に売り切れてしまいます。
それもそのはず、どのお弁当もお財布に優しい金額だからです。
そのため、日本大通店で業務をする際には、お弁当を買って日本大通店の「ingCafe」で
お昼を食べることも楽しみになっています。
私の中では単純に、「シルクセンター」=「お弁当を買う場所」となっていたため、
本当のところはどのような施設なのかが気になり、調べてみました。
【シルクセンターの歴史】 ※インターネットから抜粋
シルクセンターは、横浜港大さん橋入口近くにある、横浜港における生糸・絹産業及び貿易の振興並びに
観光事業の発展を目的とした施設です。
正式名称を、シルクセンター国際貿易観光会館(略称KKK)といいます。
開港当初、イギリスの貿易商社ジャーディン・マセソン商会のオフィスがあり、
英一番館と呼ばれた由緒ある地に、横浜開港100周年を記念して、昭和34年(1959年)に
オープンしました。(但し、全館オープンに先駆けて、前年12月にテナント入居部分のみオープンしました。)
設計した建築家:坂倉準三氏は、ル・コルビュジェの弟子で、師匠の強い影響を受けており、
コルビュジェの建築を彷彿とさせる外観で、横浜港を見渡せる建物を建設致しました。
横浜市の所有地に神奈川県が建設した関係から、代々県の副知事が経営陣に参加しました。
低層階と高層階に分かれており、高層階は低層階から突き出たような形になっています。
開館当初より高層階にはシルクホテルがあり、横浜港を代表するホテルとして世界にも知られたが、
ホテルニュージャパン火災を受けて、消防法改正に伴い営業を断念しました
その中でも、シルクセンターの高層階(旧シルクホテル施設の6階から10階まで)については、
15年間空き家の状態だったが、1998年より「SOHO YOKOHAMA INCUBATION CENTER
(再生・運営管理SOHO―INC)」という創業・ベンチャー企業向けのインキュベート施設として再生され、
横浜港の発展に貢献しております。
再生に当たりSOHO―INCに対し、経済産業省、神奈川県、横浜市、NTT、ドコモ、
アップルコンピュータジャパン等の支援協力がありました。
その後、2009年10月に、低層階を管理する(財)シルクセンター国際貿易観光会館が
「旧シルクホテル」から所有権の譲渡を受けた等に伴い、2010年4月1日から、
「SOHO YOKOHAMA INCUBATION CENTER」は、「横浜シルクセンターSOHO」に
継承され、新たに横浜シルクセンターSOHO事務局が管理運営を行うことになりました。
低層階には2・3階にシルク博物館があり、船会社、港湾会社等のオフィスや、郵便局、
神奈川県観光協会観光案内所等が入居しております。
「シルク」という名前から、絹や中国に関係する建物でないかと思っておりましたが、
様々な歴史があったことを学ぶことが出来ました。
最近のドラマなどでも、撮影場所としてシルクセンターは人気の場所となっており、
ビルの屋上や建物の前でドラマ撮影をしている光景や映像をみかけます。
また、ひとつ「横濱の歴史」について学ぶことが出来ました。