2015年06月21日
営業活動日記 「プロとしての姿勢を問われる宅建業者講習」

皆様、こんにちは。井上久恵です。


先週、関内ホールにて「平成27年度宅建業者講習」が開催されました。
講習には私が出席して参りました。
実は2年前の今頃、一度出席したことがあります。

座席には余裕がないほど、ホールには大勢の宅建業者が集まったことを思いだし、
今回も早めにホールに向けて出発しました。


講習会は1部、2部と演題が構成されています。
1部は神奈川県県土整備局の担当の方が、県民から寄せられる
不動産に関するクレームや紛争を紹介し、宅建業法に則り解決策をお話してくださいました。
2部は不動産公正取引協議会の方が、法改正の詳細と裁判事例を紹介してくださいました。
特に1部の担当者のお話が非常に分かりやすく、自分に置き換えて考えることが出来ました。
原因や結果、初期対応を改めて学ぶことができ、とても勉強になりました。
「県に寄せられるクレームや問題には、その年その年でトレンドがある」と仰っていました。

前年度はお金(報酬額)にまつわるトラブルがトップだったそうです。
担当者は「近年、お金に細かいオーナーさんが増えている」と言っていましたが、
お金に関することはオーナー様に限らず誰にとっても大事な、重大な問題だと私は思います。
経理も担当する私は、引き続き、気を締めてお金を扱わなくてならないなと改めて感じました。


この講習会には多くの不動産会社が出席していました。
宅建免許を更新する際に、その会社がこの講習を受講しているかどうかが関係するのも一つの理由です。
様子をうかがっていると、スーツを着ている方、制服を着用している方は比較的まじめに講演を聞いているように見えます。
私服で来ている方、ニット帽まで被っている方(この時期に!)などは、
寝ていたり携帯電話をいじっている方が多く見受けられました。
とても良い講習内容だったので、この会場に来ている方全員がまじめに受講し、
会社に戻り全員にしっかり伝えることが出来れば、
お客様からのクレームやトラブルは減り、業界全体が良くなっていくのだろうなと思いました。
更新の為に出席するのではなく、同じように思う不動産会社が少しでも増えることを願っています。

 

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