2015年06月23日
営業活動日記 「アパートローンの取組み」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

2020年に開催される東京オリンピックに向けて、
新国立競技場の建設費が、2500億円に大幅上昇となったことがニュースになりました。

新築マンションなども、建築コストの上昇などから軒並み価格が上昇傾向にあります。
不動産市場は、この東京オリンピック開催の後押しもあり、首都圏の不動産が注目されて、
中国をはじめ海外投資家が活発に動いております。

弊社においては、純粋に資産運用のためにアパート経営をお考えのお客様が数多くいらっしゃいます。
今、私がお手伝いをしているお客様は、中古アパートの購入をお考えです。
やはり、現況の収入額が明確であるため、想定ではなく稼働状況が見える安心感から、
賃貸中の中古アパートに目を向けております。
ある程度の自己資金をお持ちのお客様ですが、銀行融資との併用が必要です。
会社を経営されているため、決算書の内容によっては銀行の審査は厳しいものになります。

また、中古アパートの場合、アパートローンの取組みが厳しく制限されており、
誰しも借りられるわけではございません。
都市銀行をはじめ、融資期間の計算において、木造の耐用年数は概ね20年程度となります。
従って、築20年の木造アパートでは、利回りがよくても返済期間がとれません。
また、アパートの築年数が返済期間を決めるため、月々の支払いを大きく左右します。
たとえ利回りがよくても、月々の支払いがUPすれば意味はありません。

もちろん、融資を受ける方の属性により多少の違いはありますが、基本的には築年数の経過した
中古アパートでの銀行ローンの取組みは難しいというのが実情です。

そんな状況から、私のお客様には中古アパートの紹介は出来ないのかと悶々としていたのですが、
代表の中澤から「中古アパートが銀行ローンを組めないなんて考えられない。これだけ取引があって
みんな現金で買っているとは思えないから、もう一度銀行を当たってみたら?」といくつかの銀行の名前を
挙げてもらい、気を取り直して確認をいたしました。

その結果、1社だけ融資期間が長く取れる金融機関があったのです。
建物構造による耐用年数は取り入れておらず、最長30年まで融資期間を見てくれます。
設定金利は決して低くはありませんが、融資期間が長く取れれば、月々の返済額を抑えることが出来ます。
早速、私のお客様へ紹介をして、この銀行へ融資相談を行いました。
どのような融資条件で返答が来るものか楽しみです。

あきらめずに、各銀行への確認を行って本当に良かったと思います。
今回もしこの銀行の商品を知らないままであれば、私はお客様に対して中古アパートの紹介を
積極的には出来なくなってしまったかもしれません。

不動産の仕事は本当に奥の深い仕事です。
ご縁があって私のところに来てくださるお客様に対して、最良のご提案をしていくためには、
銀行の商品等の知識をもっと広げていかなくてはならないと強く思いました。


不動産の売買のことで何かお悩みがございましたら、是非ご相談ください。
必ずお役に立てる回答、ご提案をさせて頂けると思います。

皆様からのご連絡を心よりお待ちしております!


 

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