2015年08月06日
営業活動日記 「宅地造成の区画割り図面についてのお話」

皆様、こんにちは。不動産鑑定士の松本智治です。

今回は、やや技術的なCADについてのお話しをさせて頂きます。

上記のような宅地造成に関する区画割り図面をご覧になった方も
いらっしゃるかと思いますが、このような図面を作成する目的としては、

①宅地開発許認可に関する管轄役所に提出するための図面(許認可申請用図面)
②土地利用想定及び事業用素地価格を算出するための図面(想定概要図) 
とがあります。

私は不動産価格を算出する専門家ですので、主に後者の目的で作成を致します。

このような図面をパソコン上で作成するためには、CADと呼ばれる設計図面ソフトを駆使して
作成することになりますが、主に建物の建築図面を作成するものとして使用される場合が多いですね。
建築設計用CADで有名なソフトとしては「Jw-cad」があります。
こちらは無償でダウンロードが可能なうえ、高価な有償ソフトに負けじ劣らずの高機能が備わっておりますので、
CADにご興味がある方は「Jw-cad ダウンロード」で検索してみて下さい。
また書店に行きますと、Jw-cad関連の書籍が数多く販売されています。
一通りのボタン機能を使用しながらソフト操作方法を学びつつ、きれいに住宅一棟を描けられるような
解説本もありますので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

上記の宅地造成区画割り図は私が描いたものですが、Jw-cadではなく、
土木図面や測量図面を描く機能が備わった有償ソフトを使用しています。
このような区画割り図面を描くには、戸建て住宅の間取りに関するセオリー(適切な間口と居室・玄関・階段
キッチンの位置関係、壁厚、境界線離れ、斜線制限、駐車場位置等々)を頭に描きつつ、
土木工事に関する現場工程(擁壁種類、外階段位置、設備引き込み位置、開発道路の形状、接道幅と奥行き
の関係等々)を充分に理解していなければ、なかなか適切に描くことは困難なものです。

不動産開発想定と事業計画に関するものは奥が深いです。
CADの操作方法を勉強するのみでは足らず、実際の現場を多く視察することで、
不動産に関する知識は格段に高まるものと思います。

本日はこのあたりにて。
今後とも宜しくお願い致します。

 

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