2017年09月21日
営業活動日記 「お彼岸の大切さ」

皆様、こんにちは。西村友里です。

先日、お申込みを頂いたお客様と契約日の打合せをしていた際に、
お客様から「お彼岸は避けたいのと、月末は仕事が立て込んでいるので、
契約日は10月2日が良いです」と言われました。
営業マンとしては、月内契約で1件でも成績を残したいところですが、
仕方がありません。


私の中では、ある言葉が引っ掛かっておりました。
「お彼岸を避けたい」という言葉です。
私の場合、毎度のことではありますが知識が乏しいため、
お彼岸=おはぎを食べるとしか思っておりませんでした。
 
お彼岸とは...春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間のこと。
子供向けのサイト(こんごういんキッズ http://www.kongohin-kids.com/index.html)に
解説されておりました。
 
「春分の日」は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日として、
「秋分の日」は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として、
国民の祝日に定められていますが、「春分の日」と「秋分の日」は、お彼岸の中日でもあります。
仏教ではご先祖さまのいる世界<極楽>を「彼岸」、いま私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といい、
「彼岸」は、西に位置し、「此岸」は、東に位置するとされています。
3月の春分の日と、9月の秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので
彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ、この時期に先祖供養をするようになりました。
 
お彼岸では、お盆の時のような特に決まった行事や飾りつけをすることはありませんが、
一般的には中日の前後にお墓まいりに行きます。
お彼岸の期間の7日間は、中日がご先祖さまに感謝する日、その前後6日間は、
人が生きていく上で良いことと悪いことをきちんと判断し、正しい行いができるようになるための
6つの行いを1日に1つずつ行う大切な期間です。

『6つの行い』
①分け与える
②規律)を守る
③怒りをすてる
④努力する
⑤心を安定させる
⑥智慧をあらわす
 
ご先祖さまへの感謝の気持ちをもって、普段の生活の中では、正しい行いをするように心がけてみましょう。
お墓は、ご先祖さまが眠るとても大事な場所です。
お彼岸の期間には、家族みんなでお墓まいりに行き、大切に守っていきたいものです。
お墓まいりに行ったらまずは、お墓のそうじ!
墓石を洗い、雑草をぬくなどしてお墓のまわりをきれいにし、お花やお線香をお供えします。
その後、ご先祖さまに生まれてきたことを感謝し、最近の出来事などをたくさんお話しするようにしてみましょう。
お家に仏壇がある場合は、仏壇や仏具をきれいにそうじし、おはぎや季節の果物などをお供えします。

また、なぜおはぎを食べるのかについては、
「あんこに使われる“あずき”は、古くから悪いものを追いはらう効果があるとされてきました。
春は種をまき、食物の成長を願う季節、秋は、食物の収穫の季節です。
この時期にあずきを使った食べ物を食べたり、ご先祖さまに感謝することは、
自然への感謝や祈りとも深くむすびついているのです。」と記載してありました。
 
とても勉強になりました。
今後は意識して、お彼岸を過ごして参りたいと思います。

 

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