2015年09月04日
営業活動日記 「川崎の銀柳街」

皆様、こんにちは。西村友里です。

本日は、店舗物件の調査を行うため、初めての地域に足を運びました。
川崎市川崎区にある「銀柳街」です。
JR京浜東北線「川崎」駅徒歩3分のところに位置する地元の方に人気の商店街です。
飲食店からゲームセンター、携帯ショップ、不動産会社等色んなお店が軒を連ねており、
とても人通りの多い商店街です。

地域によっては、シャッターが閉まっている商店街も多くある中、銀柳街は活気があり
とても元気な商店街のため、店舗を出店されたいお客様が多いそうです。

また、「花とステンドグラスのある街」と言われるように、お花屋さんを何件も見かけました。
どこのお花屋さんも建物の中でお花を販売しているわけではなく、商店街の通りに出て、
アーケードの下にテーブルとお花をセットして販売をしています。
1本100円~300円でしたので、とてもお値打ちのように思えました。
あるお花屋さんでは、まるで魔法使いの杖のような、先端がぐるぐる巻きの植物も販売しておりました。
一体あれは何だったのか気になり、会社に戻った後調べてみたところ、「ミリオンバンブー」という
インテリによく使われる竹であることが分かりました。


また、銀柳街のホームページで、銀柳街のあゆみについても学ぶことが出来ました。

 「現在の銀柳街あたりは、戦後発展をみた訳ですが、古くは古川と言う川が流れていて
  一面葦に覆われたまったく寂しいところでした。
  昭和10年頃、失業対策として川を埋め、下水設備などをもうけたところ
   徐々に発展しましたが、戦禍によりまた元の荒廃した状態に戻ってしまいました。
  戦災による川崎市の打撃は大きく、特に中央地区においては破滅に瀕する状態でした。
  戦後、この荒廃した焼け野原を復興しようと商店有志が集まり本組合を設立いたしました。
  その古川のあたりに柳の木が数本あり、戦後21~22年頃、地域の住民の奉仕で
  柳の木を植樹したそうですが、 当商店街でも戦禍による荒んだ気持ちを和らげる意味で、
  柔軟ながら良く風雪に耐える『柳』を取り上げ、 これに荘重にして深き光をたたえる『銀』をあしらい
  「銀柳街」と名づけました。
  当初は任意組合として発足いたしましたが、昭和24年5月協同組合組織に変更いたしました。」

以上、銀柳街のHPより抜粋です。


商店街を歩いていると、至る所に「龍」のキャラクターのイラストを見かけます。
「ギンちゃん」と呼ばれる銀柳街のゆるキャラだそうです。

注意深く、何度も周辺を廻りながら店舗探しを行いましたが、やはり人気エリアということもあり、
空室の店舗は見つかりませんでした。
地元の老舗不動産会社や地元の方であろうと思える方にも話を伺いましたが、
関内同様、市場に出る前に1階の人通りの多い店舗は、横の繋がりで次のテナントが決まっていることが
多いそうです。

5時間掛けて廻りましたが、これと言った情報を取得することは出来ませんでした。
しかし、銀柳街をしっかりと自分の足で廻り、目で見ることができたので、
また一つ知識を増やすことが出来ました。

店舗探しは諦めず、引続き頑張ります。

 

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