2015年09月18日
営業活動日記 「地鎮祭を体験してまいりました」

皆様、こんにちは。西村友里です。

建築に携わっている担当者であれば、経験があるかと思いますが、
私にとっては初めての貴重な体験をさせて頂きました。

弊社代表のお客様で、これから店舗併用住居を建てられるお客様の
「地鎮祭」が行われ、このビルの賃貸営業の担当者として私も参加させて頂きました。
初めての行事でしたので、この日が来るのを楽しみにしておりました。


せっかくですので、地鎮祭について学んでみました。
「地鎮祭」とは、土木工事を行う際や建物を建てる際に、工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る
儀式のことを言います。「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読むこともあります。

「鎮」の字にはしずめる、落ち着かせるといった意味があり、工事の着工にあたり、
神職をお招きして神様にお供え物をし、祝詞をあげ、お祓いをして浄め、最初の鍬や鋤を入れ、
工事の無事を祈ります。

安全祈願祭、鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも呼ばれることがあるそうです。
一般的には、土地の四隅に青竹を立て、その間を注連縄で囲って祭場となし、
斎主たる神職のもと、建設業者・設計者・施主らの参列の上で執り行うそうですが、
今回は縁起の良い紅白の横断幕を張ったテントの中で行いました。

祭場の中には木の台を並べ、その中央に神籬(ひもろぎ、大榊に御幣・木綿を付けた物で、これに神を呼ぶ)を立て、
お酒・野菜・果物・干物等のお供物を供えてありました。

地域や神社によってやり方は異なるそうですが、手順は以下の通りです。

①手水(てみず、ちょうず)
     神事の会場に入る前に手水桶から掬った水で両手を洗い、心身を浄めます。

②修祓(しゅばつ)
     開式の後、祭に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める儀式です。

③降神(こうしん)
     祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える儀式です。神職が「オオ~」と声を発して
  降臨を告げます。

④献饌(けんせん)
     神に祭壇のお供え物を食べていただく儀式です。
     酒と水の蓋を取ります。

⑤祝詞奏上(のりとそうじょう)
     その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上します。

⑥四方祓(しほうはらい)
     土地の四隅をお祓いをし、清めます。切麻(きりぬさ)・散米(さんまい)とも言います。

⑦地鎮(じちん)
     斎鎌(いみかま)を使った刈初(かりそめ)、斎鋤(いみすき)を使った穿初(うがちぞめ)、
   斎鍬(いみくわ)を使った鍬入(くわいれ)等を行ないます。
     設計・施工・建主に振り分ける事が多いそうです。

⑧玉串奉奠(たまぐしほうてん)
     神前に玉串(榊に紙垂を付けたもの)を奉り拝礼をします。

⑨撤饌(てっせん)
     酒と水の蓋を閉じお供え物を下げます。

⑩昇神(しょうしん)
     神籬に降りていた神をもとの御座所に送る儀式です。

⑪神酒拝戴(おみきはいたい)
     土器(かわらけ)の杯にお神酒を注ぎ、神職の合図で乾杯を行う。


いよいよ来年6月竣工に向けた工事が始まります。
素敵な建物が完成するのを、今からとても楽しみにしております。
当ビル1階・2階の店舗は、これから賃貸募集を開始致します。
立地がよい場所なので、早くよいテナント様に借りて頂けるよう、担当者としてしっかり対応致します。


 

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