
皆様、こんにちは。山口幸夫です。
あるマンションの売買契約が無事に成立しました。
おかげさまでお客様には大変喜んで頂くことができましたが、
私は嬉しさよりも、ホッとしたという気持ちのほうが強かった契約でした。
お客様は地方からご夫婦でご来店されました。
マンションを購入希望で、独立されたお子様たちが横浜周辺にお住まいのため、
お孫さんのお世話などで横浜に来る回数が増えたことから、お住み替えを
お考えとのことでした。
先日、お客様のご希望条件に見合ったお部屋をご用意し、ご案内をさせて頂きました。
お部屋は大変気に入られたようですが、駅までの坂道がどうしても気になるとのことで、
急遽、別のマンションに振り替えて、駅まで平坦なお部屋をご案内いたしました。
こちらのお部屋は、リノベーションして引き渡すというお部屋でしたが、
ご案内時はまだリフォーム工事前でしたので、リフォーム後をイメージするのが難しいと考え、
すぐ近くにある同仕様の完成物件をご覧いただき、リフォーム後のお部屋を想像して頂きました。
当初予定されていたご予算よりも少し高くなってしまいますが、築年数が新しく、間取りもご希望通りでしたので、
奥様が大変気に入って下さり、ご主人様からも資金面は何とかするのでこの部屋で進めたいとの
お言葉を頂き、お話を進めることになりました。
先方の担当者に販売状況を伺ったところ、内見が何件か入っているとのことでしたので、
その場で購入申込書をご記入頂き、提出することにいたしました。
お客様がお帰りになられるお時間が決まっていたため、購入申込書だけをご記入頂き、
詳細に関しては追ってやりとりをするというお約束で、お帰り頂きました。
ご案内後、その足で売主業者へ購入申込書を持ち込みましたが、翌日に別のお客様からも申込みが
入ったと連絡がありました。
弊社のお客様は現金で購入されるため、そのまま契約に向けた手続きを進めて頂く段取りをし、
ご案内から3日後に、改めてお部屋をゆっくりご覧頂きながら、落ち着いて購入資金等の打合せを行いました。
お客様には、お申込みを頂いた翌日に他の人からも申込みが入ったことをお伝えしたところ、
先に申込みをしておいて良かったと安心しておりました。
申込みが入っていても、様々な形で邪魔をしてくる業者がいます。
例えば、売出価格よりも高く買うから譲ってくれ等と、常識外れの交渉を平気でするため
安心してもいられません。
契約までの間、何度も担当者へ確認を入れながら契約の準備を進め、無事に売買契約が成立した次第です。
お客様も購入できるかどうか不安があったようです。
大変気に入ったお部屋だったため、購入できて本当に喜ばれておりました。
私が「ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えたところ、
「こちらの方がいろいろと動いてもらってありがとう」と、大変嬉しいお言葉を返して頂きました。
弊社代表からは、契約の数がお客様に満足を与えた数だと常々教えてもらっています。
そのことを改めて実感することが出来た、嬉しい契約となりました。