
皆様、こんにちは。西村友里です。
10月18日(日)は「宅地建物取引主任者」から「宅地建物取引士」に
名称が変わり、「士業」として初の国家試験の日でした。
取引士の資格を持っていない私は、もちろんチャレンジ致しました。
しかし、予想していたとはいえ、自己採点の結果は惨憺たるもの。
発表を待たずとも『不合格』は確定です。
気持ちを切り替えて、来年こそは合格を目指し、早めに受験勉強を行うよう、
努力をいたします。
悲しみは横浜に置いて、翌日10月19日(月)から20日(火)の2日間は、
群馬県吾妻郡にある「かやぶきの郷 薬師温泉『旅籠』」での社内研修に参加して参りました。
行きの新幹線は、初体験の2階建「Maxたにがわ」で、私たちは2階席でした。
少し高い席から見渡す風景は1階席とは違い、全体が見渡せるので気分が良く最高でした。
高崎駅からはレンタカーを借りて、目的地の「旅籠」まで行きましたが、車に酔いやすい私は、
大変恐縮ではありましたが、酔いにくいとされる助手席に座らせて頂き、景色を楽しむことができました。
山を少し登ると、見渡す限り田んぼや畑で、稲刈りが終わり、干してある稲を見ると子供の頃の
田舎の風景を思い出しました。
雲一つない晴天に恵まれたおかげで、渓流を流れる水や畑に咲いている花々等が、何もかもが
とても綺麗に見えました。
少し早い紅葉も標高が高くなるにつれて色が濃くなり、色とりどりの菊やコスモスなどの秋の花々が
私たちを温かく迎えてくれました。
旅籠に到着してからは、7000坪の広大な敷地に7棟建っている家屋を見学して廻りました。
景色を楽しむだけでも素晴らしい場所なのに、そこにプラスして歴史ある古民家には5000点ほどの
古美術品がところ狭しと展示されており、古き良き時代を学ぶのには絶好の場所でした。
思わず江戸時代にタイムスリップしたような気持ちになりました。
敷地内の甘味処で食べた手作りの「みたらし団子とよもぎ団子」は、よもぎの風味と香りを楽しむことができ
絶品でした。また、お昼は「二八蕎麦」や群馬名物の「こんにゃく」を頂きました。
食後は、お店の前に用意されていた昔懐かしい遊び道具で子供に戻り、バトミントン、羽子板、縄跳び、けん玉、
ベーゴマ、メンコ等で遊び疲れるほど遊びました。
旅籠恒例の餅つき大会にも参加し、杵で順番にお餅を突いて、突いたお餅をきな粉と大根おろしで
頂きましたが、やはり突きたてのお餅は軟らかくて最高でした。
とても充実した一日を過ごした後は、待ってましたとばかりの「温泉」三昧です。
お部屋にも檜風呂の露天風呂が付いていましたが、全5種類の紅葉を観ながら入浴できる大浴場も格別で
この日だけでも3回温泉に入りました。
特に露天風呂から見える景色が素晴らしく、お風呂から滝を臨むことが出来ました。
夜は滝がライトアップされて、より一層幻想的な雰囲気を醸し出しており、美しかったです。
楽しみにしていた晩ご飯は、囲炉裏を囲んでのお食事でした。
マツタケ、岩魚等を焼いてもらい、薬膳鍋や地元の食材を主とした数々のお料理に、
視覚と味覚の両方で秋を満喫することができました。
お腹いっぱい食べましたが、消化のよい食事だったため、もたれることもなく良かったです。
2日目は、とても楽しみにしていた「蕎麦打ち」体験をしました。
大将に教わりながら、粉を練るところからスタートし、包丁で麺を切るまで一通りの工程を皆で協力して行いました。
美味しい蕎麦ができるまでには、いろいろなご苦労があることを知りました。
素人の私たちが打ったお蕎麦は、食事処で茹でて頂き、もり蕎麦で食しましたが、こね方が下手なせいか
思った以上に麺が硬かく、歯ごたえがありました。中には「きしめん」のように太い麺も混ざっており、
大笑いしながら美味しく頂きました。これらは素敵な想い出となって残るでしょう。
旅籠にお別れをし、「箱島湧水」でマイナスイオンを味わった後、「伊香保温泉」へ行き、
365段ある石段を上り、頂上にある神社にお参りを致しました。
こちらの石段は2010年に新設され、「温泉街が1年365日、にぎわうようになってほしい」という
繁栄の願いが込められて365段になったそうです。
最初から最後まで、とても楽しい2日間でした。
あっという間に終わってしまい残念でなりません。
次回、また皆で一緒に行くことができる日まで、一生懸命仕事に専念致します。
2日間有難うございました。