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皆様、こんにちは。西村友里です。
私は日々、失敗と反省を繰り返しておりますが、
本日は特に反省すべき出来事が起きました。
弊社でテナント募集をしている、南青山の貸事務所に
業者から内見依頼を頂きました。
弊社は都内にあるマンションやビルでも、必ず内見時は現地立会いを行います。
オーナー様の大切な財産をお預かりしている以上、責任を持ってお部屋の換気や確認、
戸締りや電気の消灯を行うことは当然の業務であると考えているからです。
また、どのようなお客様が内見されるのかを知ることが出来、お客様のお顔を拝見できるため、
次につなげるための、重要な作業にもなっています。
もちろん、立会っていなければオーナー様にも正確な報告はできません。
ご案内当日、いつものように待ち合わせの時間よりも早めに現場へ行き、
玄関の扉を開けようとしました。しかし、何度トライしても鍵が開きません。
おかしいなと思いながらも、部屋が間違っていないか、マンション自体が間違っていないか等
何度も確認を行い、間違えてはいないことがわかったため、オーナー様にお電話を致しました。
結果、すでにこの事務所は数週間前に他の方が借りていたことが発覚しました。
オーナー様が弊社だけではなく、他社の業者にもテナント募集の依頼をされていたことは
知っていました。それなのに確認もせずに案内をしようとしたため、お客様と業者さんに
多大なご迷惑をかけてしまいました。
皆様には、事情を説明して謝罪致しましたが、無駄な経費を掛けてしまったばかりか、
いい加減な会社だというイメージを先方に持たれ、会社の顔に泥を塗ってしまったことが悔やまれます。
いつもマメに連絡を下さるオーナー様だったため、そのことに甘えて確認を怠った私の責任です。
先日、逆の立場で同じことを体験した矢先の出来事でした。
その時は、他社が入居者募集を行っているお部屋にお客様をご案内し、入居申込みを頂戴致しました。
しかし、他の業者経由でそのお部屋にはすでにお申込みが入っており、弊社のお客様は借りることが
できませんでした。
お客様は急いでお部屋を探されていたため、結局別のお部屋をご案内してお借り頂いたという結末でした。
今でもその時のお客様のがっかりされた声が耳に残っております。
その時の業者もきちんとオーナー様に確認をしていなかったため、このようなことが起きました。
業者のいい加減さを怒っていた私でしたが、私も同じことをしてしまいました。
「人の振り見て、我が振り直せ」という格言どおり実行できなかった自分を情けなく思います。
常日頃、上司や先輩に「西村さんは確認をしないから、同じ失敗を繰り返すんだよ」と、
言われ続けていますが、その言葉を真摯に受け止めていないからこそ起きたことだと痛感しました。
二度とこのような失敗を繰り返さないよう、肝に銘じます。