2015年11月20日
営業活動日記 「本当の人助けとは・・?」

皆様、こんにちは。井上久恵です。

突然ですが、皆様がこの場面に遭遇したとき、どのような対応を取りますか?

銀行業務を行う為、銀行を目指して私は普段通りの道を歩いていました。
前方から30代後半から40代くらいの女性が歩いてきます。
道幅が広い歩道であるにも関わらず、その女性はどうやら私に向かって
少しずつ歩いてくるのです。

関内駅や日本大通り駅周辺を歩いていると、よく道を尋ねられます。
「道に迷ったのかな?」と思っていると、その女性はやはり私に話しかけてきました。
最初、その女性の声が小さくあまり聞き取れなかったので、もう一度聞き返すと、
女性が話していたのは以下の内容でした。
「昨晩、旦那とケンカをして家を出てきた」
「ずっとこの辺をさまよっているが、寒くて凍えそうだ」
「連絡先を教えるので、1000円か2000円貸してほしい」


これまでこう話しかけられたことがなかったので、戸惑ってしまいました。
ハっと気づき、「交番に相談してみてはいかがですか?」と切り返すと、
「交番にはもう行きました・・・(が、ダメでした)」とのこと。
警察が何もしてくれないのであれば、私に出来ることも何もない。
そう考え、私は「すみませんが、私はあなたの力になることが出来ません」といって、
その女性から離れ、銀行に向かって歩を進めました。


後から、本当に私がしてあげられることはなかったのかと色々考えました。
一瞬の出来事でしたが、その女性は傘を差していました。
昨日は天気がよかったはず。家を飛び出してきたにしては、
傘はちゃんと持っているし身なりはきちんとしていました。
単にお金が欲しかっただけなのか。本当に困っていたのか。
テレビか何かの実験でたまたま試されたのか、もしかしたら神様の化身かもしれない、
などどうしようもない考えにまで行きついてしまいました。
昔母から「貸したお金は戻ってこないと思いなさい。
お金は貸さない、あげなさい(あげるつもりでいなさい)」と言われたことを思い出しました。
本当に困っているのであれば、あげても良かったのかもしれません・・・。


会社に戻ってからこの話をしたところ、代表も以前同じような経験があり
1000円か2000円くらいのお金を貸したことがあったそうです。
やはり戻ってこなかったそうです。
近年逆恨みや思い込みによる事件だったり無差別に起こる事件が目につきます。
心当たりがなくても自分の身に起こってしまうかもしれません。
「その女性にだって、少なくとも友達や親兄弟一人くらいはいるでしょう。
あなたに何もなくて良かったわ」と代表に言って頂き、安心することができました。

今回私はこの女性には何もしてあげられませんでした。
その代わり、別の機会に人助けをしようと気持ちを切り替えることにしました。

 

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