.jpg)
皆様、こんにちは。西村友里です。
先日、インターネットで調べものをしていたら気になる日記を見つけました。
その日記を書いている方は、賃貸管理のお仕事をされている営業担当者の方でした。
日々の営業活動から始まり、クレーム・修理対応、投資分析、資産活用等々、
不動産に関することから雑談に至るまで、その日の出来事が書かれていました。
同じ賃貸管理業務をしている私としては、特に興味を持った記事は、クレーム対応についてでした。
これらの内容を読んでの率直な感想は、「こんな些細なことでいちいち不動産会社を呼びつける
お客様がいらっしゃるんだ」ということでした。
人に頼る前に、先ずは自分で確認しようよ、考えようよといいたい内容です。
2つの内容をご紹介させて頂きます。
皆様はどう思われますでしょうか。
①設備のテレビ編
「突然テレビが映らなくなった。」と入居者様からお電話を頂きました。
「コンセントは抜けて無いですか?」と入居者様に確認をしたところ、
「コンセントは抜けてないから見に来てくれ」と言われました。
「故障かもしれない」と思い、現地へ見に行ったところ、
ただ『主電源』が押されていなかっただけでした。
入居者様は今まで『主電源』の存在を知らなかったそうです。
②玄関ドア編
「玄関ドアの閉まりが突然悪くなった。閉まらないからすぐに来てくれ。」と
焦った声で入居者様からお電話を頂きました。
「ドア枠が歪み、閉まらなくなったのかな?」と思い、現地へ見に行ったところ、
単にドアの隙間に小さな石が挟まっていただけでした。
幸い弊社では、このような連絡がきたことは一度もありませんが、
管理物件を数多く扱っている不動産会社では氷山の一角なのでしょうか。
他にもいろいろな記事がたくさん書かれていましたが、どれを読んでも
「こんなことでいちいち対応していたら、いくら時間があっても足りず大変だろうな」と
思うような内容ばかりでした。
もちろん、営業ですのでお客様からのクレームには迅速に対応することは当然のことですが、
誰かに聞く前に行動に移してみることも重要なことであると思います。
何ごとも経験が大切です。
私自身、いざという時のためにも、上司先輩や他社の経験談を参考にさせて頂きながら、
慎重且つ的確に対応ができるように知識を身につけ、柔軟な対応力を養って参ります。