
皆様、こんにちは。山口幸夫です。
昨年の全国高校サッカー選手権は、福岡県代表の東福岡高校の優勝で幕を閉じました。
いろいろなドラマがありました。
その東福岡高校に決勝戦で敗れたものの、初めての決勝進出を果たした
東京代表の國學院久我山高校のことを、今日は日記に書かせて頂きました。
國學院久我山高校サッカー部は、初めて部員数が200名を超える大所帯に
なったそうですが、その練習環境は並の高校サッカー部以下と言われています。
グラウンドを野球部と半面づつ分け合い、フルコートが取れないため、200名を超える
サッカー部員が一斉に練習を始めると、まさにすし詰め状態です。
平日のトレーニングにおいては、紅白戦、戦術練習はおろか、5対5の練習もままならないそうです。
國學院久我山高校は、偏差値70を超える進学校ですので、文武両道の学校方針は徹底されており、
18時10分の完全下校にはじまり、最寄駅から学校までの登校ルートは、男女別々に通学するように
分けられています。
他にも厳しい校則があり、「サッカー部は全国レベルだから」とか、「大事な公式戦前だから」という
例外は一切通用しないそうです。
長年、平日2時間程度の練習時間でテクニックと判断力を高め、ボールを大切に扱うサッカーを
落とし込んでいて、サッカー部はスポーツ推薦対象クラブの一つですが、評定平均の基準が高いため
欲しい選手を獲れず、しかも推薦で獲れる選手の数も一桁に抑えられているそうです。
國學院久我山高校サッカー部の李済華(リ・ジェファ)総監督は、こうした学校側からの様々な
制約について、次のように話しています。
「制約があるからアイディアと工夫が生まれるのです。制約があることで創造性も出てくる。
逆に、制約のないところで創造性は出てこないと思います。」
与えられた環境の中でどのように成果を出していくか。
私たちも仕事において、自分の環境の中でいろいろな時間的な制約などあります。
それに対して自分自身がどのように受け入れて取り組むか。
そうやって効率良く仕事を行うか。
これは本人のアイデア、工夫次第だと感じます。
弊社においては、仕事を行っていく上での環境はとても恵まれています。
その中で、時間を有効に使うこと(ながら業務)を心掛けること、計画を立てて行動することを
代表の中澤がいつも口にされています。
その積み重ねによって大きな成果につながっていくものと思います。
与えられた環境の中でどのような結果が残せるかは、全て自分次第であることを忘れず、
いつも感謝の気持ちを持ち、しっかり考えながら日々の業務に取り組んで参ります。