
皆様、こんにちは。西村友里です。
今朝のニュースで、「電力自由化」について取り上げていました。
これまでは、地域で決められていた電力会社としか契約できなかった電気が、
2016年4月から法律の改正により「電力自由化」され、現在の電力会社だけでなく、
新たに参入する電力会社からも電気を契約できるようになります。
家庭などに向けた電力小売りが全面自由化され、従来の地域ごとの電力会社だけでなく、
様々な会社が電力を消費者に直接販売できるようになり、様々な業種の企業が
電力の販売をはじめ、大手電力会社は地域の枠を超えてサービスを提供します。
また、「電力自由化」により、消費者は電気を買う会社や、電気料金のプランを自由に選べるようになる為、
電気代の安さやユーザーサポート、環境への配慮、ガスとのセット販売、携帯電話の回線割引や
ポイントサービス等、様々な暮らし方にあわせた料金体系が提供されることが期待されているそうです。
博報堂エネルギーマーケティング推進室で行われた、第5回生活者調査「電力小売自由化について」の
結果は以下の通りでした。
◇「電力小売自由化」の認知率は、80.8%。男性の方が高い認知・理解をされていました。
◇ 電力小売自由化時に、電力会社を「変えてみたい」と答えた人は、64.0%で約3分の2でした。
◇ 変えてみたい人の電力会社の変更時期について、「自由化後すぐに変える」人が17.2%。
「最初に変えた人の様子を見てかえる」が49.2%。
◇ 電力会社の切り替え意向と料金の関係、「料金が下がらなくても切り替える」のは5.6%。
「10%までの引き下げ率」で、42.1%と約4割の人が「切り替える」と回答されました。
◇ 電力会社選択時に最重視するのは、「料金の安さ」で75.5%。
続いて「料金メニューや手続きのわかりやすさ」、「安心安全イメージの企業」が5割前後の支持。
60代女性に限っては「安心安全イメージ」「手続きのわかりやすさ」が「料金の安さ」より
支持が高かった。
電力自由化について、どうすれば1番安いのかについて考えると、
渋谷は、電力会社を乗り換えるときは意外と簡単だそうで、電力会社へ申し込み、
電気メーターを無料で交換してもらうだけだそうです。(マンションなどの契約状況は確認が必要)
東京ガスは、ホームページ上で電気料金の予想が出来て、東京電力よりも得になる場合があるそうです。
しかし、100社近くある電気会社の中でも、電気料金が上がるリスクのある会社も混在するそうです。
停電になることはないですが、経営悪化により電力供給ができなくなった会社はペナルティを払うことになります。
一人暮らしの人は変えても損をするようです。
1世帯の人数が多いほど、メリットがあるとのことです。
ドイツでの電力自由化の際は、電力安売り詐欺が発生したこともあるそうです。
これからは何が自分に合うのかを見極める必要があるため、
私も時代の波に乗れるよう、真剣に考えていくつもりです。