
皆様、こんにちは。井上久恵です。
先日私が担当している更新業務で、契約がございました。
私が担当になってから、早いもので1年が経ちます。
居住用の普通賃貸借契約の場合、2年に1度の更新となるので
1周する迄にあと1年あります。
これから更新を迎える入居者様には、出来る限り来店をお勧めして、必ず対面するようにしています。
入居者様にはお時間や交通費をお掛けしてしまう形になりますが、お互い顔を合わせていることで
安心感に繋がると考えています。
また、対面での更新契約の際に心掛けていることがあります。
それは入居者様の状況を伺うことです。
お仕事やご家族のお話、健康にまつわるお話など様々な話を伺いますが、
特に「お住まいで気になっていることはありませんか?」と、必ず聞くようにしています。
今後も快適に暮らして欲しいからです。
先日の更新契約でもいつもと同じように質問すると、入居者様から驚愕の話が返ってきました…!
A様がお住まいのマンションは、弊社が1棟管理しております。
従って、どこのフロア、どのお部屋に、どのようなお客様がお住まいか全て把握しています。
このマンションは共用廊下に洗濯機置場があるのですが、A様は洗濯機を置いていらっしゃらないそうです。
どのお部屋にも洗濯機を使用する場合、蛇口とコンセントは必ずセットで付いていて、
洗濯機置場が外の場合は外にそれらが付いています。
A様曰く、「入居者が勝手に私の部屋の蛇口を捻って、ペットボトルに水を汲んでいる」と。
私は、「…!」 思わず絶句しました。
「水道代が変わるほどではないから大したことではないんですが…」とA様は恐縮しておりましたが、
もってのほかです!
また「ある時は、自分のものではない電気コンロがコンセントに刺さっていた」そうです。
「電気代は少し使っただけでも発生してしまうから、それは止めてもらいたいなぁ」と仰るA様のお話は最もです。
世の中には大勢人がいて「十人十色」という言葉がある通り、人それぞれ個性や考え方、
嗜好も違いますが、私の常識を遥かに超えたお話でとても驚きました。
A様が帰られたあと、すぐに代表に報告し対策を取ることになりました。
こちらから質問することで、今回の様な由々しき事態を聞き知ることが出来ました。
話を聞くことの大切さを改めて感じた次第です。
今後もこの対応を継続して行い、皆さんが快適に暮らせるようなお部屋にしていかなくてはと
強く感じた更新契約でした。