
皆様、こんにちは。西村友里です。
本日、お客様をご案内している最中、地下鉄の「関内」駅で
興味を惹く写真をみつけました。
「見ると幸せになれる!?黄色の新幹線」と書かれており、
黄色の新幹線の写真がいくつも飾られていました。
『ドクターイエロー』という愛称で親しまれ、
正式名称を「新幹線電気軌道総合試験車」と呼ばれている電車です。
ドクターイエローは、車両の各所に設置されたテレビカメラを用いて、
新幹線区間を営業車両と同じ時速270キロで走行しながら
線路のゆがみ具合や架線の状態、信号電流の状況などを検測し、
新幹線の軌道・電気設備・信号設備を検査しています。
一般乗客が間違って乗車しないよう、一目で分かるインパクトのある黄色にしたそうです。
新幹線開業時から走っているそうなので、ご存知の方も多いかもしれませんが、
この写真を見て、「いつか私も実物を見てみたい!」と興味を持ちました。
ダイヤ発表はないものの、毎月決まった日に計画通りに運行されているそうなので、
運行日さえ分かれば、誰でも見ることが出来ます。
東京-博多間を2日がかりで往復しており、一日目は東京駅から博多へ向かい、
次の日に東京へ帰ってきます。
調べてみると、「のぞみ」停車駅のみを停車して走る「のぞみ検測」が月に3回、
全駅停車する「こだま検測」が、月に1回の合計4回ありました。
日程は、これまでの運行実績からある程度予測することができ、マニアの方々が自身のHP上で
毎月の運行予想と時刻表を案内しているそうです。
ドクターイエローはホームの先頭に到着するため、ホームの一番前で待つと良いそうで、
どのホームに停まるかは、時間が近づいてきたら、駅の案内板で回送列車の案内を探すと分かります。
車両は通常の新幹線より短い7両編成です。
フラッシュ撮影は運転手さんの運転に支障をきたすため、絶対に禁止されています。
最近だと1月19日(火)に走っていました。
ドクターイエローが来るタイミングに合わせて見に行くよりも、偶然見かけた方が嬉しさが
倍増するような気がするので、いつか見ることができる日を楽しみにしています。