2016年01月30日
営業活動日記 「電話応対の大切さ」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

先日の日記にも書かせて頂きました
「耐震基準適合証明書」の手続きでの一幕をご紹介いたします。

先日ご契約を頂いた中古戸建が、築20年を過ぎているため、
そのままでは住宅ローン減税や登録免許税の減税が受けられません。
しかし「耐震基準適合証明書」を取得することで、減税の対象となるため、
その手続きを私のほうで行いました。

耐震基準適合証明書は、建築士事務所へ依頼をして、
建築士による書類、現地確認等の耐震診断を経て、(必要となれば耐震補強工事を実施)
発行される手順となっております。
耐震診断までは、無料で対応してくれる建築事務所がほとんどです。
「耐震基準適合証明書」の発行の依頼をすることで、初めて手数料がかかることになります。

以前、フラット35の適合証明の手続きで依頼をしたことがある建築士事務所へ確認したところ、
発行手数料が10万円とのことでした。
相場感がなかったのでインターネットで調べたところ、4万円位で発行する建築士事務所が
いくつかありました。お客様の負担となりますので、同じ書類の発行なら少しでも安いところが
良いと思い、発行実績件数の多さを謳い文句にしている都内の建築士事務所へ依頼することにしました。

最初の手順としては、FAXで申込書と関係書類を送付することになっていましたので、
書類をFAXしました。
そして、今後の流れ、手順についても聞きたかったので、電話を掛けたところ、
電話に出た方のあまりの対応の悪さに唖然としました。

名前は名乗らない、面倒くさそうな態度がにじみ出ている、すべてこちらから聞かないと
何も話さないといった具合です。
建築士事務所ですので、営業が得意ではないのかもしれません。
また不動産業者からの電話で、しかも無料で対応している耐震基準適合証明書の診断依頼の
電話だからかもしれませんが、あまりの対応の悪さにびっくりしました。

インターネットであれだけの広告を出しているのですから、きっと一般のお客様からも問合せがあるはずです。
一般のお客様にも同じような対応をしているのであれば、絶対にこの建築士事務所には依頼しないだろうと思い、
「この人は電話には出るべきではないな」と感じながら、適合証明の担当者に取り次いでもらいました。


最初に出た人の対応ひとつで、その会社の印象は全て決まってしまいます。
この建築士事務所においても、担当者は普通の対応をされていましたが、
私の中ではこの建築士事務所に対しての不安が残っております。
何かあれば依頼先を変えれば済むことですが、そう考えると「電話対応」は、
本当に重要な仕事であると痛感します。

私たちも、忙しいときでも電話に出るときには、元気よくハキハキとした対応を
しなくてはならないと感じました。
また、無意識のうちに一般のお客様と不動産業者からの電話で、自分自身の声のトーンが
変わってしまっているかもしれません。

他社の対応の悪さを目の当たりにした時には、常に自分自身を振り返る機会にして、
出来ていると思っていることにも今一度、振り返り確認をしていこうと思います。


 

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