
皆様、こんにちわ。井上久恵です。
「募集図面や販売図面、新聞折込にチラシなどは、我々スタッフが作成する」という
内容の日記を以前書かせて頂きました。
それらを作成している時、キャッチコピーや設備のご紹介にも気を配ります。
私が去年あたりから気にし始めたマンションの設備が「宅配BOX」です。
実家を出て今のマンションに越したとき、私は初めて宅配BOXのありがたみを感じました。
不在でもすぐに受取りたい荷物がある時は、宅配BOXに入れておいてもらえると非常に助かります。
しかしここ数週間、全部で12ある自宅の宅配BOXが毎日埋まっていて、
荷物が再配達になってしまうことが増えてしまいました。
BOX内が見える小窓から覗くと、9も空っぽ!
誰でもエントランスに入り、ロック出来る状態なので、いたずらされたのかもしれません。
管理会社に連絡をして、BOXを開けて欲しいと何度も依頼しようと思いましたが、
我々夫婦には声を大にして助けを求められない理由が1つありました。
私が結婚し家を出る時に、父が「自転車の空気入れ」を買ってくれました。
(人生初の自転車通勤になるからです)
その自転車の空気入れを主人が宅配BOXに入れ、自分が思っていた暗証番号と違う番号で
ロックを掛けてしまった為、開けることが出来なくなってしまったのです。
しかも「私物保管は禁止」とエントランスの掲示板に注意書きが貼られています。
一時的だったつもりでも、これは規則違反です。
しかも開けることが出来ず、ずっと埋まっている状態は重罪です。
先日ふと、「4ケタの暗証番号を一つずつセットしていく」と決めた私。
ものは試しに、主人が設定したはずだった暗証番号の一桁目を一つ繰り上げて
「OPEN」ボタンを押したところ、ミラクルが起こり「カチ」と開錠。
「ハ!!!」、息を飲みました。
父からもらった「自転車の空気入れ」が私の手元に戻ってきて一安心です。
また私同様、「いつも埋まっていて嫌だな」と感じていた住人の方もいらっしゃったはず。
「申し訳ありませんでした」と宅配BOXに向かって一礼しました。
共用部分は文字通り、住人の方と「共有」しなくてはならないところです。
汚したり、他の住人の方にご迷惑を掛けるようなことがあってはならないと
夫婦共々深く反省したのでした。
そして来週、管理会社に電話を掛け、いたずらでロックされている9つのBOXを
開錠してもらおうと考えています。