
皆様、こんにちは。管理部の牛迫宣機です。
職場の教養に、「自分を信じて努力しましょう」と書かれておりました。
そして、サブタイトルは「あきらめない」です。
私達の仕事は、
「あきらめる事なく自分を信じ、尚かつ、惜しまず努力を重ねていく事が大事である。」
と思っていた矢先の文章だったため、この言葉は心に「ずしん」と響きました。
先日、女性のお客様が更新契約のために、弊社にお越しになりました。
この方は、昨年県内の大学を卒業し、学校で学んだ英語力を活かして、海外で出版された書籍の翻訳に携る
お仕事がしたいとおっしゃっておりました。
しかし、出版業界も不況のため、翻訳の仕事を希望する人は沢山おりますが、採用する出版社はとても少なく、
たとえ採用したとしても、ほんの数名しか採用されないのが現実だそうです。
彼女もまだ就職先が決まっておらず、今はアルバイトをしながら就職活動を行っているそうです。
「翻訳業をあきらめないで、もう少しだけ親の援助を受けながら(親の脛を齧りながら)、頑張って見ようと思っています。」
と言って目を輝かせておりました。
親御さんの立場からすれば大変だとは思いますが、彼女のように夢や希望を捨てずに、自分を信じて頑張ろうと
思う気持ちは、とても大切なことです。
弊社にも今まで多くの人が入社してきましたが、長続きしない人が多すぎます。
弊社の代表は、仕事にも自分に対しても厳しい人です。
面接の際に必ず、「弊社はマナーや規則が厳しい会社です。自分がかわろうと努力しなければ、弊社では勤まりませんが
大丈夫ですか。」と質問します。
皆さん「大丈夫です。」と言って入社するのですが、舌の根も乾かないうちから辞めています。
新しい会社に就職したら、その会社に慣れるまで時間がかかります。
慣れるまで時間がかかるのですから、理解するにはもっともっと時間がかかります。
新しい会社に就職したのですから、我慢して頑張ろうとする意欲が大切です。
我慢しなければ、どこの会社でも勤まりません。
案の定、辞めた人を客観的にみると、「憧れで入社した人」、「不動産をなめて入社した人」、
「楽して儲けようと考えて入社した人」、「努力なんかしたくない人」、そしてダントツは「我慢ができない人」です。
私たちは「経営者」ではないのですから、これらがわからない人は最初から入社するなと言いたいものです。
今回彼女を見て、今時の若い方の中にも、ひたすら自分の将来のために希望を捨てないで頑張っている人も
居ることを知り、とても嬉しく思いました。
反面、年齢なんて関係ないことも、よく理解しています。
「継続は力なり」
夢や理想ばかりを追いかけていても、世間は認めてくれないことを
誰しも気付き理解する瞬間があることも、
悲しいかな事実なのです。