
皆様、こんにちは。西村友里です。
先日、店舗をご契約予定のお客様とオーナー様との面談がありました。
和やかな雰囲気の中、面談が無事終わり、その後借主様だけ残って頂き、
重要事項説明を行いました。
面談時に打合せを行った結果、契約内容に変更があったため、
上司が変更箇所の修正を行う間、私は借主様とお話しをしておりました。
口下手な私は、どちらかというといつも聞き役にまわり、お客様からいろいろお話を
聞かせて頂きます。
今回のお客様からも、これから出店されるお店についてお話を伺いました。
お客様は、ディナー中心にお店を回転させる予定でいらっしゃるそうですが、
お客様の考えは「ランチとディナーの両方を始めると、ランチの値段に左右されて、
お店の価値が変わる傾向がある」とのことでした。
例えば、ランチの値段を安くしすぎると、ディナーには来てくれないお客様も
いらっしゃるようです。理由はランチを出すことによって、同じ味のものを食べるのに、
わざわざ高いディナーの時間帯に行かなくても良いと考えるお客様がおり、
これらのお客様にとって、この店はランチの店と認識されてしまうとのお話でした。
また、値段の安いメニューは、メニュー表の端に小さく記載し、価格が少し高めのメニューを
「お勧め料理」として大きく目立つように記載することも大切だとのことでした。
ご来店頂く客層によって、料理のメニューを考えること。
また、ターゲットをどこに絞るかなど、素早い見極めと、他のお店とは「何かが違う」という、
そんなポイントを見つけて、お客様から支持されるお店を目指さなければ、競合他店の多い中で
生き残って行くことは難しいとおっしゃっておりました。
まさに、弊社の代表が常に言っている、「他社との差別化を図る」です。
不動産業界だけでなく、どの業界にも通じる大切なことなのだと実感しました。
弊社は、店舗をお探しのお客様も多いため、店舗を経営されるお客様のご意見なども参考にさせて頂きながら、
担当させて頂いているお客様の店舗探しに活かしていこうと思います。
春は新たなスタートを希望するお客様が多い季節です。
私がご紹介した店舗で、多くのお客様が活躍できることを楽しみに、
今後も頑張って参ります!