
皆様、こんにちは。西村友里です。
先月、いつもと変わった電話が突然弊社に入り、お話を伺うと「CM撮影のため、
弊社のカウンターを使わせて欲しい。」とのことでした。
そして本日、その撮影が行われました。
撮影は、弊社の営業時間外で行う条件だったため、早朝からのスタートとなりました。
朝7時から8時半までの撮影に立会うため、6時半には出社しましたが、
私が会社に着いた時には、すでに多くの撮影スタッフの方々が到着して、外で準備を行っておりました。
弊社の店舗脇には、マイクロバスが数台横付けされており、30名ほどのスタッフが勢ぞろいし、
物々しい雰囲気と化していました。
歩道には警備員も配置され、大型照明なども設置されており、まるで映画やドラマの撮影風景さながらでした。
本店は官庁街に位置しているため、道行くOLやサラリーマンの方々は「いったい何の撮影なのか」と
店舗内を興味津々で覗き込みながら、歩いて行かれました。
7時ジャストから店内の養生が始まり、設営担当やカメラマン、スタイリスト、メイク担当の方をはじめ、
外には照明担当やお茶出し担当など、多くのスタッフが自分の持ち場を忙しそうに動き回っておりました。
もっと簡単な撮影をイメージしていた私は、本格的な撮影を目の当たりに見ることができ、とても驚きました。
撮影していたシーンは、エントランスからお客様が店内に入ってきて、一言声を発するというシーンでしたが、
その一言のために、何十回もやり直しては、俳優さんに言葉を変えさせてみたり、表情を指摘したりしながら、
30分以上の時間を費やしておりました。
輪をかけて驚いたのは、準備と片付けの早さでした。
さすがプロ集団です。
見事なまでの早業で、あっという間に準備と撤収を行っていました。
弊社での撮影後は、日本大通り周辺で撮影を行い、都内に戻られるとおっしゃっていました。
日本大通りは、絵になる場所ですから様々な撮影に使われています。
今回の撮影は、「店舗が広告塔」という代表の言葉通り、選んで頂けたことに対して、喜びもひとしおでした。
たったワンシーンの撮影でも、良い作品を作るため、30名の方々が真剣に取り組んでいる姿を間近で見て、
ものすごいプロ意識を感じました。
妥協を許さず、諦めず、何度も挑戦することの大切さを学ぶことができた早朝でした。
たとえ業界が違っても、プロとしての意気込みは一緒なのだと痛感いたしました。
私も彼らに負けないように頑張ります!