2014年07月13日
営業活動日記 「郵便の常識」

皆様、こんにちわ。井上久恵です。

郵便物を出しに、郵便局に行った時のことです。
切手を買い、傍にある机で切手を封筒に貼っていました。
すると横から声が聞こえてきました。

「違う!向きが違う!封筒に対してこういう向きで入れるんでしょ。」
と少し強めの口調です。

初老に差し掛かった父親と、娘?という2人の会話です。
少し怒っているのが女性、怒られているのが男性です。

初老男性は不慣れな手つきで新たな手紙を折ります。
女性「そう。封筒の大きさがあるんだから、それに合わせてきれいに折らなくちゃ。」
女性「・・・違う!さっき言ったでしょ。向きは、こう!」と、先程よりさらに声は大きくなります。
どうやら初老男性は、封筒にうまく手紙を入れられないようです。

なんだか、厳しいな・・・。親子ではなく、仕事関係なのか・・・?と思いかけていると、

ビリッ!!

と紙が破ける音がしました。
どうやら男性は封筒を破ってしまったようです。
女性「あ~、やっちゃった。はい、もう一回やり直し!向きはこうね!
    封をしたらちゃんと〆って書かなくちゃいけないのよ。」
この女性の厳しさに、私は一瞬ギクっとしました。

私の郵便物の出し方は、果たして正しかったのだろうかと、不安がよぎったのです。

そこで家に帰ってから急いで調べあげた結果、私も間違えていた点があったことに
強いショックを受けました。
社会人になった時に教えてもらったことが、この長い間間違いだったなんて・・・!!
手紙の書き方、出し方はビジネスマナーの一つです。
よい機会だったので、改めて勉強をしました。簡単にご紹介致します。

【封筒の入れ方】
①文字が書かれている方が内側にくるよう、手紙を折る
②「拝啓」など、書き出し部分が封筒の上部、右側にくるように入れる
※この際、封筒は裏側を自分の方に向けた状態
③山折りの部分は、なるべく封筒開口部と同じ向きにならないように入れる
※ペーパーカッターで封を開ける時に、手紙も一緒に切らないように

【切手を貼る位置】
・縦長封筒の場合は左上部
・横長封筒の場合は右上部
※郵便局で郵便物を機械に通す兼ね合いから、この状態だとスムーズに流れるそうです
・2枚以上切手を貼る場合、どちらの場合も切手は縦に並べる

他にも、もっと詳しい手紙の折り方(二つ折り・三つ折り)や封筒の入れ方(縦長・横長)などがありました。
手紙の出し方一つとっても、とても奥が深いことを再認識しました。
この隣りに居た厳しい女性のおかげで、私はまた一つ勉強することが出来ました。
この女性に、感謝しなくてはいけませんね。
「事務のエキスパート」の道のりは、まだまだ先が長いです!
丁寧に、一つずつきちんと勉強して、ものにして行きたいと思います。

 

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