2014年07月29日
営業活動日記 「残金決済」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

東北地方も梅雨明けとなり、いよいよ夏本番となりました。

今月は、不動産売買における残金決済(売買完了)が4件あり、
そのうち3件は25日(金)、28日(月)、本日29日(火)と月末に集中しました。
残金決済とは、読んで字のごとく、買主様が住宅ローンを整えて売買代金を支払い、
売買不動産の引渡しを行う売買完了のセレモニーです。
取引の中で最も重要なものであります。

場所は、住宅ローンを利用される場合にはその銀行で行うケースがほとんどです。
売主様、買主様、所有権移転を担当する司法書士、火災保険の担当者、借入先の銀行担当者、
抵当権抹消する銀行担当者等、残金決済の段取りには様々な方が介在します。
そして、残金決済当日の段取り・進行は、われわれ仲介業者が仕切って行うものです。
当日、決済場所には早めに出向いて、椅子の数の確認、席順なども決めます。
私の場合は、この当たり前のことをしっかり教育されてきましたが、時々この仲介業者としての役目を
全く理解していない営業マンがいて、司法書士任せにしたりしています。

「段取り8割」といいますが、この残金決済はその最たるものと言えます。
事前の準備・段取りで全てが決まります。

売主様、買主様にとって一生に何度もない不動産売買です。
売主様にとっては、思い入れのある不動産を引き渡すお気持ち、
買主様にとっては、新しい生活の始まりや住宅ローンのスタートへの不安など…

様々な思いの中でのセレモニーですので、われわれ仲介業者はスムーズな取引完了のために
精一杯の心遣いをしなくてはなりません。

いずれにしても全ての取引を、無事に完了することが出来て、ホッとひと安心した一日でした。

 

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