
皆様、こんにちわ。井上久恵です。
先日家のポストに、冊子が入っていました。
なになに?とその冊子を手に取ると、どうやらマンションのとある住人Aさんが自ら作成した、
マンションの総会についての資料でした。
なんとこの資料、24ページにもわたるものでした。
この自作の資料に目を丸くした私。
せっかくAさんが作ってくださったものだし、読んでみようと興味が湧きました。
実はこの2週間ほど前に、マンションの管理組合から、
総会についての資料がポストに入っていました。
総会には残念ながら参加できませんでしたが、今このマンションがどういう状況なのか把握するため、
その資料にも目を通しましたが、あまりよく理解が出来ませんでした。
ところが、Aさんが作成してくれた資料は非常に分かりやすいものでした。
Aさんが管理室を訪れ独自に調査した結果、組合が作成した資料が本当にこれで良いのか、
改定(案)がこのまま承認されて良いのかなど、根拠を明確に細かく記載して、
疑問を投げかけている内容だったからです。
また、所々「間違っていたらすみません。」とか「勘違いでしたらゴメンナサイ。」という
謝罪の言葉もあったのが印象的でした。
総会の意味やこれからマンション全体がやろうとしていることを、
個人の方が、ここまで分かりやすく入居者に伝えようとしてやっていることに私は非常に驚きました。
今まで賃貸で暮らしてきた為、このような話には無縁だったからです。
「マンションの価値を下げない為に、みなさんでしっかり議論をしましょう」というAさんの思いが
ひしひしと伝わってきました。
しかし、Aさんの思い(考え)だけをそのまま素直に受け止めるのも、少し危険かなと感じてしまう自分がいます。
Aさんの思いは全体の中の一つとして捉えようと思います。
私がこの資料を読んで一番強く感じたことは、「無関心になってはいけない」ということ。
組合からの資料がよく分かってもいないのに、委任状や書面で議決権を行使させてはいけないなと反省しました。
「マンションの価値を下げたくない」という思いは、私も同じです。
次に来る組合の資料は、じっくり読んでみようと思いました。