
皆様、こんにちわ。井上久恵です。
先日、友人からこんな話を聞きました。
私の友人Nが、ガソリンスタンドに行った時のことです。
セルフ式のガソリンスタンドだったので、給油の為に車外に出ました。
最近は朝晩が冷え込む日もあって、友人は夜風にあたり、
一瞬にして体が冷えてしまったそうです。
たまたまそこのガソリンスタンドは、コーヒーショップも併設されていたので、
友人は温かい飲み物を買うために足を運びました。
友人は店員にホットカフェオレを注文しました。
「少々お待ちください」と言われ、店内で待っていると、
さっき注文を受けた店員が傍にやってきて、こう言ったそうです。
「ただ今、お飲み物を温かくする機械が壊れている為、
アイスのカフェオレでも宜しいでしょうか。」と。
友人は冷やした体を温める為に、温かい飲み物を注文したのです。
N「それでは、温かい飲み物は全て作れないということですか?」と聞くと、
店員は「いえ、ホットコーヒーなら出せます。」と答えたそうです。
友人は、ホットコーヒーを注文し直しました。
その時Nは言葉には出しませんでしたが、
「温かい飲み物を注文したんだから、せめて別に提供出来る温かい飲み物から薦めてこい!」と私に言いました。
この話を聞いて、本当にその通りだなと思いました。
22日(月)に、弊社代表の出版記念セミナーと懇親会が開催されました。
本日その反省会が行われましたが、そこで最もよく出た言葉が「お客様に対する気遣い」でした。
私をはじめ、スタッフそれぞれが「お客様に対する気遣い」という部分で、反省すべき点はいくつもありました。
スタッフ全員で意見交換をし、今後に活かせる話し合いになったと思います。
「予測と準備」がいかに大切か、このコーヒーショップの店員にも同じことが言えるのではないでしょうか。
ついでに私は友人に、
「そこで店員さんに、(Nの心の叫びを)言ってあげれば、
次のお客さんにはNと同じことは言わないんじゃない?」
「中にはいつまで経っても気が付かない人もいるから、
言ってあげることが、問題に気付かせる親切でもあるんじゃない?」と伝えました。