2014年11月06日
一周忌の法要

皆様、こんにちわ。井上久恵です。


先日、祖父の一周忌の為、
実家(島根)に帰省しました。
もう一年経ったのかと、時の速さに驚くとともに、
祖父が居ない家にまだ違和感を覚えます。



山陰地方は、どんより雲と天気の変化が特徴ですが、
去年同様、一周忌の日にはすっきりとした快晴に当たりました。
母曰く、「1年に数回くらいしか見れない天気だ」ということです。
法事は滞りなく行われました。
昨年は悲しみに沈んでいた家族や親族も、
今年は皆穏やかな顔だったことにホッと安心しました。
天気も助けてくれたのかもしれません。


帰省していた間は珍しく晴れ間が続いたので、
山陰地方最高峰の国立公園「大山(だいせん)」に、
両親と一緒にドライブに行きました。
大山は、私が帰省するたびに行くドライブスポットで、皆様にもオススメです!
また、町や村から大山が見える日は「ラッキーデー」なのです。
近年は帰省期間も昔と比べ短い為、
このラッキーデーに当たることが少なく、見えた日にはついつい拝んでしまいます。


大山はブナの群生地であり、とても綺麗に紅葉していました。
大山の紅葉は初めて見ることが出来ました。
父が私の帰省に合わせ、「紅葉が綺麗に見える展望台を事前に何か所も下見して、
リサーチしていた」と後から母から聞き、とても嬉しかったです。
父は島根に戻ってから『初心者講習』を受け、車が運転できるようになりました。
父の危なっかしい山道運転ではありましたが、その気持ちが心に沁み、
紅葉した山々に一層感動を覚えました。


この度の帰省は、私を待っていた家族の気持ちが、なぜかいつも以上に伝わってきました。
島根と県境の、鳥取に住む母方の祖母を訪ねた時の、あの祖母の喜んだ顔も忘れられません。
横浜から距離がある為、交通費もその分かさみますが、
家族がいる場所に帰ることは私にとっても意味のあることだったと今回強く感じました。
「また帰ってきてごせ(帰ってきてね)」という祖母の言葉に、
「また冬休みに帰ってくるけんね(帰ってくるからね)」と別れを告げました。

 

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