営業活動日記　「国籍だけで判断」 | 横浜エリア不動産　戸建・マンション・土地のワンズリアルティ

皆様、こんにちは。西村友里です。

９月に入り、賃貸は繁忙期です。
私も、連日お客様のご案内であちらこちら飛び回っております。
本日は中国出身のお客様にマンションをご案内させていただきました。
このお客様は、日本に来られてから１６年経っており、日本国籍をお持ちです。

お客様は、「日本も中国もどちらも好き。」とおっしゃられます。
お会いするのは、今回で２回目、今日は２度目のご案内でした。
ご案内の帰り道、他社の店舗前で一緒に店頭チラシを見ていたら、その会社の方が出て来られました。
最初はニコニコ物件の説明をして下さったのですが、お客様が中国の方だと分かると、
「日本人の保証人様はいらっしゃいますか？」と聞いてきました。
私が慌てて、こちらの方は日本国籍ですとお伝えしたところ、
その担当者は、お客様に向かって「オリンピックが日本に決まってどう思いました？」と聞いてきました。
いきなり失礼な方だなと思いましたが、お客様自身も大人の対応で答え、
「それは私には関係のない話です。」と切り返しておりました。

お客様とは、２度のご案内で長時間一緒にいたため、いろいろな世間も聞かせて頂きました。
日本人が中国人を差別したような目で見ることを、とても気になさっており、悲しんでいます。
同じ不動産会社として情けない話ではありますが、お客様が中国人とわかると、途端に態度が豹変するそうです。
例えば、ご案内をお願いしても、「この物件はリフォーム中で、中は見れない。」と言い、リフォーム後に案内をする
ような話も一切無いそうです。

先ほどの担当者が事務所に戻った後、お客様が「たまに中国人っていうだけで差別してくる人がいるんだよね」と
辛そうなお顔でおっしゃっていたのが胸を打ちました。ひどい話ですね。

人を国籍だけで判断する。そんな不動産会社にはなりたくないと思うとともに、
一日も早く、お客様に良いお部屋をご紹介できればと気合いが入ります。