皆様、こんにちは。西村友里です。
本日は、弊社の代表から勉強のためにと言って、買付けをいただいたお客様との
メールのやりとりの一部始終を見せていただきました。
パッと見ただけで、お客様から届いたメール文も、代表が送ったメール文も、
文章がぎっしり書かれているのが見て取れました。
代表は、購入希望のお客様へは、メールで物件をご紹介しますが、印象的なのは
その内容が全て「お客様目線」で説明をされているということです。
例えば、小さなお子様がいらっしゃるお客様の場合、
「この道路は、幅員が6mあるので開放感があり、車の運転もしやすい環境にあります。
また、車どおりがほとんど無いため、お子様が車道で遊んでいても安心です。」など、
具体的にかつ、お客様の立場で事細かに説明してあります。
下見をした結果、お客様のご希望に沿わない物件だと思えば、
はっきりと「こちらはお勧めできません」と伝え、理由を明確に記載しています。
私の場合、早く物件を気に入っていただきたいため、良いところばかりを押しすぎてしまいます。
しかし、代表の文章には、必ず物件の短所が書かれています。
短所をはっきり伝えることは、なかなかできないものですが、代表は違います。
そこにはお客様への想いと、代表の自信が見受けられました。
お客様も「中澤社長がそうおっしゃるのでしたら、きっとそうなのでしょうね。」と、
すんなりと受け入れます。
その結果、やりとりの中から選ばれた物件をご案内して、必ずお申込書をいただいてきます。
数あるメール文からは、学ぶことが多すぎて、正直なところ読むだけで頭がパンクしそうになりました。
代表に、「どうしてこのような文章が書けるのですか?」と伺ったところ、
返ってきた返事が、とてもカッコ良かったから皆さんにお伝えします。
「知識は、経験を積めばおのずと身に付くものだが、
知恵は、お客様(相手)を想うからこそ、湧いてくるのです。」
「私はいつもお客様を想って考えているから、
良い知恵が湧き、お客様に喜んでいただける営業ができるのです。」
接客業の鏡のように思えました。
私の能力では、身に付くようになるまでは長年かかると思いますが、
頑張って身に付けていきたいと思います。