あげてませんから大丈夫です!

皆さん、こんにちは、中澤明子です。

忙しさを理由に、1ヶ月ぶりのブログになってしまいました。
玉手箱ファンの皆さま、本当に申し訳ございませんでした。
今日は久しぶりに、営業活動日記を書こうと思います。

関内に店舗を出して2度目の繁忙期です。
昨年は、1月にオープンしたこともあり、賃貸は今年のように
忙しくはありませんでした。
従来どおり、売買仲介が主体でした。
しかし、1年経った現在、おかげさまで賃貸がフル回転の忙しさ
となり、17年間売買営業と建築に携わってきた私にとっては
驚きの毎日です。

まさか弊社が賃貸でこれほどまでに忙しくなるとは、正直夢にも思っておりませんでした。
立地のよさも味方をしてくれておりますが、事業用店舗をお探しのお客様が全体の6割、
居住用賃貸が4割と、店舗のお客様が多いのが弊社の魅力といえます。
店舗の場合は、居住用に比べて繁忙期に左右されない強みがあります。

売買は成約までの流れや諸々の業務に時間を費やしますが、
賃貸はスピードが勝負です。かつ、契約までの時間が早いため、
毎月数多くのお客様と出会えるチャンスがあります。
嬉しいことに、弊社の店舗を中心に、お客様のお店が日に日に増えています。
バーや居酒屋さんなどの飲食店も随分増えましたし、美容関係のお店なども増え、
公私共に嬉しい限りです。
昔から中華街には、私のお客様がたくさんおります。その中華街を拠点にして、
周辺にもお客様のお店が増えていくことに、ご縁を感じてやまない今日この頃です。

分譲マンションを賃貸に出したところ、連日ご案内が入り、
週末から祭日にかけて数社の賃貸営業担当者が、
お客様をご案内して下さいました。
弊社が手一杯で立ち合えない時は、仕方なく鍵を貸し出すことも
ありましたが、その際は必ず営業担当者にブレーカーの位置まで
教えて案内に送り出しています。

分譲マンションの場合、ブレーカーがどこにあるかわからず戸惑うことがあるからです。

鍵を返却しに来た営業担当者に、
「戸締りとブレーカーは大丈夫ですか?」と伺ったところ、
「大丈夫です。ブレーカーはあげてませんから!」と、
自信満々に答えてくれた人がいました。
そのうえ、「ご案内の結果はいかがですか?」との質問に対し、
「3件の中のどれかで決まると思います。」とのこと。

えっ、あげていません?えっ、3件?
もちろん、弊社のご案内物件は1件です。
ブレーカーをあげていないということは、電気もつけずに
お客様をご案内しているということであり、弊社では絶対に
考えられないことです。

ましてや、他社の物件の話を口にすることはタブーであり、
営業マンとしての気遣いができていない証拠です。
自分は営業力のある営業マンだと誇示をしたいのでしょうが、
お付合いを上手にするうえでは、決して賢明な態度とはいえません。
お客様の前でいくら取り繕ってみても、知らず知らずのうちに配慮の無い
言葉となって出ていることを忘れてはなりません。

弊社では賃貸・売買にかかわらず、必ず事前に物件の下見を
してから、お客様をご案内いたします。
下見の際に、他社さんの物件にスリッパの用意がなければ、
必ず「スリッパ」を持参してご案内をしています。
弊社にとっては当り前のことですが、業界の中では珍しいこと
のようです。

私自身、昨年までは売買の営業担当者としかお付き合いがなかったため、
賃貸の営業担当者とも接っする機会が増えた今年は、大いにカルチャーショックを
受けています。
もちろん賃貸の営業担当者の中にも、素晴らしい方はたくさんいますし、
売買の担当者の中にも、質の低い営業担当者も見受けられますが、
一般的には、「所有」と「借家」の違いは、お客様だけではなく営業担当者にも
大きな違いとなって表れていることがわかりました。

賃貸、売買問わず忘れてはならないことは、
私たちの仕事は、お客様の「大切な財産を扱う仕事」なのだということです。
そのためには、やるべきことを手を抜かずに継続的に徹底して行う姿勢が
大切でなのです。 

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