2016年05月08日
営業活動日記 「別の角度から中華街をみる」

皆様、こんにちは。西村友里です。

来週から弊社で募集を開始する店舗があります。
中華街の中にあるその店舗の募集チラシを作成するにあたり、
インターネットで情報を検索していたところ、横浜中華街の
オフィシャルサイトに掲載されている中華街の地図を見つけました。


中華街の通りには、それぞれ名前がついています。
その名前を知りたくて調べていたのですが、さすがオフィシャルサイトの地図です。
今まで私が見た中華街の地図の中で、一番詳しく内容が記載されていました。
通りの名前だけでなく、中華街でお店を出しているほとんどの店名が記されており、
飲食店やお土産屋だけでなく、カラオケ、バー、占い、リラクゼーション等バラエティに富んでいました。
飲食店はさらに細かく、このお店は北京料理、四川料理、フカヒレ専門店等と詳細な情報が記載されています。
2016年最新版の地図のため、昨年までに弊社で店舗を借りて頂いたお客様のお店が何件も掲載されており、
店名を見つる度にとても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。


中華街にはメインの門が、東西南北にわたり4箇所あります。
「玄武門」(北)、「朝陽門」(東)、「朱雀門」(南)、「延平門」(西)です。
地図にはそれぞれの門のイラストと共に、玄武門には玄武、朝陽門には青龍、朱雀門には朱雀、
延平門には白虎と、方角の神のイラストが添えられていました。
これら4つの神をあわせて四神(ししん)と呼び、中心を基準に東西南北を守ってくれる神獣ということで
古くから尊ばれています。

古代中国皇帝を北極星に考え、その周りに皇帝を守る動物を星座から考えたそうです。
中央に黄龍(または麒麟)を据える場合もあり、古代中国で自然哲学の思想「五行説」に照らし合わせて、
これらは取り入れられました。
五行説とは、「万物は木・火・土・金・水の5種類の元素からなる」という説のことです。
5種類の元素は互いに影響を与え合い、その生滅盛衰によって天地万物が変化し、
循環するという考えが根底に存在しているそうです。
中国天文学では、天球(惑星や恒星がその上に張り付き運動すると考えられた地球を中心として
取り巻く球体のこと)を、天の赤道帯に沿って28のエリアに分け、それらを7ごとにまとめ、
その星座を組み合わせた形を龍・鳥・虎・亀(亀の甲に蛇を巻き付けた姿)の4つ分け、
それぞれに四神を付けました。

四神には、それぞれが司る方角だけでなく、象徴する季節やカラーも決まっているそうです。
青竜→東・春・緑(青)
朱雀→南・夏・赤(朱)
白虎→西・秋・白
玄武→北・冬・黒(玄)


中華街といえば、いつもは料理にばかり関心がいき、その他の知識は乏しかったため、
今回の調査で異なる知識をつけることが出来て良かったです。

▼地図が記載されたURLを添付致しますので、ご興味がある方はご覧ください。
  http://www.chinatown.or.jp/wp-content/themes/china2/pdf/chinatown-guide.pdf


追伸 来週から募集する店舗について、ご興味がある方は私西村までお気軽にお問合せ下さい。
   中華街の中の1階店舗は人気が高いので、引き合いも多いと思われます。

 

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