
皆様、こんにちは。西村友里です。
先日の日記で75歳のベテラン営業担当者の話題に触れましたが、
続きがあります。
この人は今まで大病にかかったことが無く、花粉症やアトピー、
喘息等も無いそうです。
高齢者の方よりも、現代人のほうが病気に弱く、何かしらの病名を
口にする人が多く見受けられます。
このことについてベテラン営業担当者は、「現代の人たちは潔癖になり過ぎているから、
免疫力がついていないのだ」と云います。
私も今のところ花粉症やアトピー、喘息等は一切無く健康です。
田舎育ちなので、子供の頃から土に触れていた為、免疫力が自然とついていたのではないかと
言われました。
「免疫力」という言葉はよく聞きますが、免疫力とは病気などに対する抵抗力のことです。
体調を崩しやすかったり疲れやすくなるのは、この「免疫力」の低下が原因と考えられています。
私たちの体の中を流れる血液の成分「白血球」の中には、たくさんの細胞が存在しており、
それらは「免疫細胞」と呼ばれます。
免疫細胞は、外部から侵入してきたウイルスや私たちの体の中から生まれる異常から守ってくれます。
例えば、私たちの体の中では毎日3,000~5,000個のガン細胞が出現しているそうですが、
免疫細胞によって、これらのガン細胞が倒されています。
免疫細胞の中でも「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」は、体内を常にパトロールしていて、
侵入者や異変を見つけたら攻撃して退治してくれます。
この免疫力が低下するとNK細胞もそのパワーを発揮出来なくなるため、花粉症やアトピー、喘息等の
症状にかかる可能性が増えるのだそうです。
細胞の7割は「腸」でつくられ、残りの3割は「心」(自律神経)でつくられています。
自律神経が弱まると風邪をひいたり、体調を崩しやすくなるのは免疫細胞が弱まるからです。また、免疫細胞が元気に暮らしているのは、腸に住む「腸内細菌」のおかげで、NK細胞をはじめとした免疫細胞が強くなる為のトレーニング相手となっています。腸は「第二の脳」と呼ばれ程、大脳と同じくらい神経細胞が集まっており、脳にはできない
「食べものが安全かどうか」の判断を行うことが出来るのだそうです。
◇腸内細菌を増やすには以下のことを実践すると良いそうです。
①ヨーグルトや乳酸菌飲料等にいる「ビフィズス菌」や「乳酸菌」を含む食品を摂取する。②漬物、チーズ等にいる「乳酸菌」、味噌にいる「麹菌」を摂取する。③ゴボウ、大根、レンコン等に含まれる「オリゴ糖」や「食物繊維」を摂取する。④潔癖になりすぎず、自然な形で土の中に存在する微生物「土壌菌」を取る。⑤血行を良くする。体温が一度下がると免疫力が30%低下するそうです。
何事も体が資本ですので、これらのことを意識して摂取するよう心がけてまいります。