
皆様、こんにちは。中澤明子です。
今日の玉手箱「チャンスは自らの手でつかむもの」
人と人との係わり合いは、とても重要です。
年を重ねるごとに、本来その重要性をわかっていて当り前なのですが、
歩んできた道や環境、価値観などが異なると、悲しいかな、
わからない人もいるものです。
自己中心的で、相手の気持ちを理解できない人との出会いほど、
虚しいことはありません。
自らが協力を求めてきたにも拘らず、それに応えた途端に手の平を返して、
平気で不義理をした人と出会ったこともありました。
数年ぶりに訪ねてきたため、懐かしさもあり、何とか助けてあげたいという一心から
最良のかたちをつくり協力したのですが、事がうまくいったのは自らの運の強さだと
勘違いをして去っていきました。
逆もありました。事がうまくいかないのは会社や上司の責任だと。
感謝ができない、お詫びができない大人ほど見苦しく、情けないものはありません。
客観的に物事を判断することができない人をみると悲しくなります。
このような人は、自分に協力をしてくれている人は誰なのかを冷静に見極めるべきです。
自らの力だと思った瞬間から、人との縁は切れます。
せっかく築いてきた信用もチャンスも、自らの手で壊すのですから、
本人にとっては、それはそれで良いのかも知れませんが。
自分さえよければそれでいい。
そんな人の味方に誰がなるのでしょうか。
それに気付かないまま時を重ね、振り返ったときには誰もそばにいない。
気付いたときには遅いのですが、それもその人の人生。
誰も恨むことはできません。
他人の評価は厳しいものです。
自己満足だけで生きられるのであれば、そんな楽なことはありません。
人は支えあって生きているのですから、自分一人では生きられないことに早く気付くべきです。
自分の力を過信することなく、ある程度の年齢になったら謙虚にならなければ、人はついてきません。
「立つ鳥跡を濁さず」人として大切なことであると私は思います。