
皆様、こんにちは。井上久恵です。
昨日、思いがけないお客様が来店されました。
しかも、私宛てのお客様です!
私は事務職のため、お客様と関わる機会は限られています。
まさか、と思い驚きました。
来店されたお客様は、前職で大変お世話になった
印刷作業専門のアルバイトKさんでした。
お会いするのは、約1年ぶりです。
会話の中で思い出したのですが、毎年このお彼岸の時期に
Kさんは横浜にお墓参りに行かれます。
その帰りに、弊社本店に立ち寄ってくださるのです。
変わりなく、お元気そうで何よりでした。
昨日は、奥様も一緒にいらっしゃいました。
Kさんは、よくご家族の話をされました。働き者の奥様のこと、
医大に入学したご子息様は外交官になられ、世界を駆けまわっていたこと。
そのご子息様が海外赴任を終え、日本に戻ってきたこと。
ご子息様やお孫さんに会うことをいつも楽しみにしていらっしゃったこと。
噂の奥様に初めてご挨拶することができ、光栄でした。
また、Kさんは何でも器用に機器を扱うことができます。
当時印刷の仕事以外に、地域の仕事もこなしていたKさん。
カメラに詳しく、Kさんはよく撮影の仕事を任されていました。
私とカメラの話で盛り上がったことが、3年以上前のことなんて信じられませんでした。
「今でも、印刷のアルバイトを変わらずやっている」と仰っていました。
所長や営業マンは既に全員入れ替わり、
事務所の中で一番の古株はKさんだそうです。
私が働いていた当時と雇用時間や日数が変わってしまい、
いろいろ困っていると話を伺いました。Kさんは今年で82歳です。
私が心配して声を掛けるとKさんは、
「不都合はあるけど、向こう(会社)からクビだと言われるまでは
頑張ろうと思うんだ」と仰っていました。
意思が強いところも昔と変わらず、Kさんの良いところです。
最後に、「井上さんと働いている時が、一番馬が合っていて
よく仕事ができた」と言っていただきました。とても嬉しいお言葉を頂戴し、
私は涙が出そうになりました。
こうして私に会いに来てくださるだけでも有り難いのに・・・。
私に会いに来てくださり、本当に嬉しかったです。
Kさん、来年も年賀状書きます!
奥様とどうかお元気でお過ごしください!
ご来店、誠にありがとうございました。