
皆様、こんにちは。西村友里です。
前回に引き続き、商品化の重要性と下見の重要性について、
私の失敗談を交えてお届けいたします。
不動産会社を信じてはいけない。
自分の目で確認することの大切さを、改めて感じた出来事です。
お客様のご案内をするため、待ち合わせの場所に向かいました。
ご案内をするお部屋は、関内でも人気の高いタワーマンションです。
お客様をご案内すると必ず気に入って頂ける一押しマンションで、
私も何回かご契約をさせて頂き、弊社のお客様が何人もお住まいになられています。
一番の魅力は、スカイガーデンです。
23階建マンションの屋上からは、横浜港を一望することが出来ます。
北側にはみなとみらい、東側にはベイブリッジ、また国際客船のターミナルである
大さん橋を見下ろすことが出来ます。
スカイガーデンの開放時間には制限はありますが、この素晴らしい景色を入居者であれば、
いつでも見ることができるため、当マンションのお勧めポイントにもなっています。
※写真は、大さん橋に外航クルーズ客船である「飛鳥Ⅱ」が停泊している写真です。
スカイガーデンだけでなく、1階のエントランスには高級感漂うラウンジがあり、
コンシェルジュがいるため、サービス面やセキュリティー面も充実しています。
各居室の窓は防音ガラスになっており、楽器の演奏も相談可能です。
横浜スタジアムが近いため、音の問題が取り沙汰されるエリアではありますが、
窓を閉めていると気になりません。
これらのことから私が自信を持ってお薦めするマンションですので、
お客様もきっと気に入って下さると思っておりました。
ご案内予定日は火曜日でしたが、当日は募集活動を行っている不動産会社が休みなので、
事前に鍵を借りて準備をいたしました。
お客様との待合わせ時間の15分前には現地に着き、いつも通りお部屋の電気をつけて
換気をしておくため、一足先にお部屋へ入りました。
ブレーカーを上げようとしたら、すでにブレーカーは上がっていたので、スイッチを押しましたが
電気がつきません。何度かチャレンジしましたがダメでした。
結局、電気が通電しておらず、まさかこんなことが起きようとは夢にも思っていなかった私は真っ青です。
「何で事前にお部屋を下見しなかったんだろう。失敗してしまった。」と反省しても後の祭りです。
今日は先方の不動産会社は休みですし、お客様のご案内は夜ですし、もうすぐお客様がお見えになります。
「お客様に申し訳ないことをしてしまった。」と後悔の念に駆られていました。
仕方が無いので、エントランスでお客様をお待ちし、お見えになられたときにその旨をお伝え致しましたが、
お客様は残念そうな表情をされておりました。
前回の日記同様、こちらのお部屋もハンディライトで照らしながらお部屋をご覧頂きましたが、
やはり明るいところで見るのとはイメージがまったく違います。
マンション自体は気に入って頂き、明るい時間帯に再度内見頂くお約束になりましたが、
翌日、キャンセルのメールが届きました。
理由は記載されておりませんでしたが、どうであれ私の失敗が原因であることは明確です。
弊社代表にも「準備無くして成功はあり得ない。何度も言っているのにやっていない。
必ず下見をしてから案内するように言っているのに、それを怠るからこういうことになるのだ!」と、
厳しく指摘されました。
当然のことですので、肝に銘じて、同じ失敗を繰り返さないよう引き続き頑張ります。