
皆様、こんにちは。井上久恵です。
先月から戸建をお探しのお客様H様をフォローさせて頂いております。
今日はH様が内見をご希望されている戸建と、
もう1件近くで貸家があったので、合わせて2件の下見に行って来ました。
場所は鎌倉の七里ガ浜です。
私は神奈川県民ですが、鎌倉駅から江ノ電に乗って出かけたことは殆どありません。
江ノ電に乗車したとき、とてもドキドキしました。
「なんてレトロな電車なんだろう」とか
「江ノ電は単線だったんだ!」とか、
「海が見える方はどちらだろう?」とか観光客と同じように乗車中ずっとソワソワしていました。
七里ガ浜駅に降り立ち、駅すぐ横の不動産会社で物件の鍵をお預かりしました。
その際不動産会社の方から
「え?歩いて回るの?!」と驚かれました。
「えぇ!その為に今日はスニーカーを履いて来ました!」と答えると、
「道に迷ったり、不便なことがあったら電話を掛けておいで」と優しく対応して下さいました。
不動産会社を後にし、地図を見ながら歩いている間、
何をそんなに驚かれたのだろう?と疑問に思いはじめて来ました。
トボトボと歩き続けていると、私は立ち止まり唖然としました。
なぜなら、突如目の前に山(坂道)が現れたからです。
物件は、この山を越えたところにあるようです。
私が地図の見方を知らなかったためか、地図が平面に見えるせいか分かりませんが、
まさかこんな急な坂を登らなくてはならないことに愕然としたのです。
不動産会社の方が驚いたのは、きっとこれだとようやくそこで気が付きました。
「いや、私はへこたれずこの山を越えてみせる!」と気合いを入れて踏み出しました。
私がこの日に下見した物件は、七里ガ浜駅を挟んで東西に位置しています。
1件目、息を切らせながら下見した後、来た道を下山し、次の物件までまた別の山を1つ超えました。
下見を終え七里ガ浜駅に戻るころには、私の足は棒になっていましたが
「やはり下見は重要だ!」ということを強く感じました。
土地勘が無ければ無いほど、下見は大切です。
下見をしていなければこの坂道を知らず、お客様と一緒に愕然とするところでした。
また、H様に特にオススメしようと思っていた物件の室内が、とてもお客様をご案内出来るような状態ではなく、悲惨な有様でした。
ご案内の順番や、物件のピックアップを仕切り直さなくてはいけません。
私にとってクタクタに疲れた日であり、収穫の多い1日となりました。