2017年01月22日
営業活動日記 「営業マンたるもの!」

皆様、こんにちは。井上久恵です。
先日、弊社が管理しているマンションの案内に立ち会って参りました。
更新契約業務で訪れたこともありますし、空室になった際に下見もしているので、
急な案内依頼が入っても慌てることなく出掛けることができ、慣れたものです。いつものように早めに到着し、室内の換気や汚れているところがないかをチェックしたり、
建具や設備の確認など行っておりました。

時間ぴったりに業者とお客様がお見えになりました。
そこで私は「ややッ!」と驚いてしまいました。
担当営業マンの恰幅の良さ、はっきり申し上げると、「巨漢」具合に驚いたのです。
笑顔を保ちながら、
「玄関に体が突っかかって、室内に入れないなんてこと・・・」という思いがよぎりましたが、
余計なお世話でした。スッと入って行かれました。

お客様と担当営業マンが脱いだ靴を整えているときに、
これまた「ややッ!」と驚くことがありました。
担当営業マンが履いていた革靴。
「高級そうなカッコイイ革靴、だったんだろうな。最初の頃は・・・。」
革靴なのに、両足の踵部分がしっかり踏み込まれていました。
不動産の営業マンは、確かに靴の脱ぎ履きの機会が多い職業だと思います。
革靴などは革が硬いこともあって、お客様を待たせることなく
スッと脱いでスッと履くのは至難の業だと思います。
気持ちは良く分かりますが、踵を踏みつぶした革靴を履いているのはやはり頷けません。
営業マンは身だしなみや雰囲気など見た目の印象も、お客様から信頼される要因の
一つだと思います。
巨漢に踏みつぶされたかわいそうな革靴・・・なんとも言えない気持ちになりました。

そして、極め付けの「ややッ!」が、
この担当営業マンは私が居るからか、ご案内中に一っ言も言葉を発しませんでした。
確かにこの物件は弊社の管理物件であり、何から何まで私の方で説明できますが、
「あなたのお客様でしょうっ!」と言いたかったです。
「まさか、運転手としてここにいるんじゃないでしょうね。」と。
私の口があんぐりと開きそうになったのが、この担当営業マン、
最後にはスマホを黙々といじり始めたのです。
「あなた、お客様の為に決める気がありますか?」
「私がお客様だったら、何も言ってくれない、背中も押してくれないあなたに
仲介手数料は払いませんよ!」と
他人事ながら私のこめかみがピクピクしてしまいました。

私はまだ営業には不慣れなため、私自身きちんと対応出来ているかは不安でいっぱいです。
これまで、こうして他社の営業マンを見る機会もなかったので新鮮な気持ちとともに、
こうして衝撃を受けたことは忘れないよう、自分自身とよく照らし合わせ、
良い部分はどんどん吸収していこうと思います。
「巨漢」営業マンに衝撃を受けましたが、きちんと学ばせて頂きました。

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