
皆様、こんにちは。井上久恵です。
突然ですが、季節が巡ってくると、
思い出がよみがえってくることはありませんか。
こうして日記を書き続けていると、
去年の今頃はこんなことがあったなとか
これを見ると去年の今頃日記のネタにしたなと感じることが多々あります。
そう、季節は巡り、またこの季節がやってきました。
春です。
それは、私にとって「格闘」の季節です。
この日記を読みつづけてくださっているファンの皆様は、
覚えていらっしゃるでしょうか。
私は忘れもしません、あの鳴き声。あの羽音・・・。
この季節の明け方、寝室のバルコニーにやってくるあれらです。
そう、それは「鳩」。
私の鳩との格闘の始まりは、2年前のこの時期でした。
朝寝室で寝ていると、バサバサという羽音を鳴らして
つがいの鳩がバルコニーに留まるようになりました。
発情期なのか、ポーポーと鳴き始め、
貴重な睡眠時間が妨げられるようになりました。
実は私にとって鳩との格闘は、この時が初めてではありませんでした。
実家のマンションにいた頃、子ども部屋のベランダに
鳩がつがいで来るようになりました。
最初は「可愛いね」なんて微笑ましく見ていたのですが、
気付いた頃には室外機の下に卵を産まれてしまい、
鳩の糞害と卵から孵った雛の鳴き声に悩まされたことがありました。
その苦い経験があるため、私はどうしても鳩を野放しにして
おくことができないのです。
2年前の鳩撃退法は、臭いにおい玉でした。
一昔前、トイレの消臭剤として使われていた鼻をツーンと突くような
あのにおい玉です。
インターネットで調べた方法で、早速にバルコニーににおい玉を
大量にぶら下げました。
結果、鳩の撃退としては効果薄でした。
他に良い手はないものかと考え、1年前に思いついたのは水鉄砲でした。
水鉄砲であれば鳩を傷つけることはありません。
網戸をしたままでも十分に飛んでくれる水鉄砲は、
それはそれは効果絶大でした。
それからというもの、我が家の寝室のバルコニーには
水鉄砲が配置されています。
そして今年も、懲りずに鳩たちがやって来ました。
水を掛けられたことを忘れていたのでしょう。
水鉄砲を握りしめ、私は鳩に照準を合わせ、
「よし、ここだ!」というところで水鉄砲の引き金を引きます。
鳩を傷つけず、近隣にも迷惑を掛けず、
ただひたすら水鉄砲を朝から打ちまくっています。
鳩を驚かせているので、少なからず私の心も痛んでおりますが、
学習してくれれば良いなと思いながら、
鳩との格闘は当分続くのだろうと覚悟を決めました。
鳩が我が家にやってくると、春だなぁと感じる私でした。