2014年12月06日
営業活動日記 「徳を得た一日」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

毎週土曜日は、倫理法人会のモーニングセミナーがあります。
今日も張り切って参加しました。

今日の講和は、公益財団法人修養団 寺岡賢氏の『美しい心、日本の心』でした。
寺岡賢氏は私と同じ三重県出身で親近感を持って拝聴しました。
公益財団法人修養団は、明治39年に創立された100年以上の歴史を持つ社会教育団体で、
平成23年に内閣総理大臣より「公益財団法人修養団」として認定を受けられました。

講和内容は、神話に基づいた日本の歴史、地名の由来や、
語り継がれるべき日本人の心の歴史を通して、
日本人として誇れる大和の心をもう一度思い出させてくれるものでした。

敗戦後の日本の状況下で置き去りにされてきた「大和の心」に関して、
「日本に生まれたもの」としてあらためてしっかりと理解をし、
次世代のために子どもたちに伝えていく義務があると深く感じました。

私が最も感銘を受けた話は、敗戦後、昭和天皇が国民のために尽力された内容でした。
戦後、全国を廻られた天皇陛下が昭和24年5月、佐賀県の因通寺(いんつうじ)に
行かれた時のことです。

因通寺は視察予定の中には入っていなかったのですが、陛下の強い要望により視察をされたそうです。
そこには戦争で親を亡くした子供たちをお住職が預かっており、たくさんの子供たちが天皇陛下を迎えたそうです。
最後に訪れた部屋に、2つのお位牌を抱いた10才の女の子がいました。
陛下が「どなたの?」と聞かれ、女の子は「両親のものです」と答えました。
陛下が「お寂しくない?」と聞かれた女の子は、
「いえ、寂しくないです。人は亡くなると御仏になります。御仏の前に立つと両親が私を抱きしめて
くれるから寂しくありません」と答えたそうです。
その言葉を聞かれた陛下は、涙を流していたそうです。
それをみた女の子は陛下に「お父さん」と声をかけたそうです。

この話を聞きながら、涙を止めることが出来ず朝から大泣きした私です。
早朝6時半から大泣きしたのは、人生で初めてのことです。

今日は、早起きをして徳を得た一日になりました。


 

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