2015年01月15日
営業活動日記 「寝る子は育つといいますが・・」

皆様、こんにちは。西村友里です。

猫好きの方には気になる記事を見つけましたので、ご紹介をさせて頂きます。
猫の動物病院「Syu Syu CAT Clinic」の副院長をされている
山本宗伸氏による「なぜ猫は起きている時間よりも寝ている時間の方が多いのか」
という記事です。


「猫の睡眠時間は1日10~15時間あり、最大20時間にものぼる。
つまり猫は人生の3分の2を寝て過ごしている。
猫の名前の由来は「寝る子」から「ねこ」と変化したという説もあるぐらい猫はよく寝る。
英語で「catnap」はうたた寝を意味し、世界中で猫=寝るというイメージが持たれていることが分かる。

睡眠時間は動物によって実に様々で、もっとも長いナマケモノやコアラは約20時間、
もっとも短いキリンは約2時間だ。
人間の平均睡眠時間は約8時間なので、動物界では睡眠時間が短い方になる。
猫以外にも「寝ている時間>起きている時間」の動物は沢山いる。

動物を食生活で分類すると、肉食動物のほうが、睡眠時間が長い傾向にある。
草食動物の食事である草は低カロリーなのでたくさんの量を食べる必要があり、
必然的に食べるために時間がかかるので、寝ている時間が少なくなってしまうからだ。
また、肉食動物に襲われる危険性があるので長時間深い眠りにつくわけにもいかない。

例外としてコアラとナマケモノの睡眠時間は20時間以上と非常に長く、
それは消費エネルギーを極限まで減らすという戦略をとって進化してきたからだ。
猫はもちろん肉食動物なので高カロリーの肉を食べ、食事にそれほど時間を使わない。

また肉食動物は狩りをする時間は決まっており、それ以外の時間はエネルギーを温存するために眠る。
ライオンやトラなどネコ科動物は総じて睡眠時間が長い傾向にある。

猫の睡眠時間のサイクルを調べた研究では、26分の覚醒と79分の睡眠を繰り返していることが分かった。
深い睡眠であるレム睡眠に入るまで時間がかかる。
猫の場合、20~30分後にレム睡眠が6~7分続き、その周期を繰り返す。
トータルの睡眠時間は長いが、短時間の睡眠を繰り返すので深い睡眠に入っている時間はそれほど長くない。

ある複数の調査のまとめると猫の睡眠時間が12.1時間なのに対して、
犬は10.6時間で、その差は1.5時間しかなかった。
しかし、一般的には犬と猫を比較した時、圧倒的に猫のほうが寝ている時間が長い印象を持たれている。
それは猫の活動時間と人の活動時間がずれているからではないだろうか。
猫は薄明薄暮性動物という、薄暗い夕方や夜明けに活動性が増す動物。
猫の目は暗いところで真価を発揮するが、完全な暗闇では流石に見えない。
獲物の動物には見え辛いが、猫には十分な光が残っている薄暗い時間帯が猫本来の行動時間。
猫がやたらと朝が早く、夜明け頃にご飯をねだって起こしてくるのはこのため。

家で飼われている猫は、明らかにもっと長い時間寝ている。
その理由として考えられるのは狩りや、パトロールする必要がないから。
お皿の前でニャーと鳴けば食事が手に入り、滅多にテリトリーが侵されることがない家猫は
睡眠時間がより長くなる。」


以下のことにより、睡眠時間が長い理由が分かりました。
・肉食動物であること
・薄明薄暮性動物であること
・睡眠が散発的であること


私も中学生のときから猫を飼っていますが、実家を離れてからは祖父母が面倒をみています。
猫を見て「よく寝るな」と思ったことはありましたが、どうしてそれほど寝るのかと疑問に思ったことは
ありませんでした。何ごとにおいても探究心を持つことは大事なことです。

今後は不思議に思ったことは即座に調べて、知識を蓄えていきたいと思います。

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