2015年01月22日
新しい家族「マロン」です!

皆様、こんにちは。中澤明子です。

我が家に子猫が仲間入りしました。
子猫は、中区役所の植え込みで生まれ育った「野良猫」ちゃんです。
これぞ横濱!という環境で生まれた、まさしく「浜っ子」です。

3か月ほど前、5匹の子猫が植え込みの中で無邪気にじゃれ合っている姿を
見つけました。好奇心旺盛な子猫は元気いっぱい。
そばで親猫が静かに見守っていました。

「頑張って大きくなるんだよ。道路に飛び出しちゃダメだよ。」と、
微笑ましい光景に、思わず声をかけたのを覚えています。

先日、しばらくぶりに植え込みの中に子猫をみつけましたが1匹しかおらず、
寒空の下、少しばかりの日の光の中で、震えながら私を見つめていました。
「なんでひとりなの?お母さんたちはどうしたの?」と声をかけましたが、
風邪をひいているのか具合が悪そうで、目が1本線になっていてほとんど開いていませんでした。
「お目めどうしたの?痛いの?」などと声をかけても、じっとしていて動きません。
痛々しく気の毒なその姿をみて、心無い人に虐待でもされたのかと心配になりました。


弊社の女性陣は、私をはじめ猫好きで、猫を飼っています。
この話をスタッフにしたとたん、すぐさま皆で猫を見に行きました。
もちろん、同意見で「保護しましょう。」ということになり、保護するからには誰かが面倒を見なければなりません。
言い出しっぺである私が面倒を見ることで、捕獲作戦開始です!

何事においても準備万端な井上が、早速猫を入れるケースやご飯などを用意し、西村と一緒に捕獲に向かいました。
2日間は捕獲に失敗し逃げられてしまいました。もう後はありません。
3日目で捕獲できなければ、怖がって住処を移動するかも知れません。
今まで野良猫ちゃんたちに餌をあげていた見ず知らずの女性が助太刀をして下さり、無事に保護することができました。
猫好きの団結力のすごさです。


私の愛猫のかかりつけの病院へ連れて行ったところ、「鼻気管炎ウイルス」と呼ばれる子猫がかかりやすい風邪に
伝染していました。そのため、くしゃみ、鼻水、目も顔もただれてすごいことになっていました。
先生は「伝染病なので、他の子にうつる可能性があるから、うちでは無理かな・・?」と
はじめは断りモードでしたが「先生にお願いするしかないから何とか治療してください。
その後は私が責任を持って飼いますからお願いします。」と頼み込みました。
もちろん、長年うちの子たちの診察をして下さっている先生ですから、このままこの子を突き放すはずが
ありません。感染しない場所で入院をさせてくださることになりました。

1週間入院をし、昨日退院をしました。
生粋の野良猫ちゃんなので、すぐに懐いてくれるか心配でしたが、
子猫のために用意したケージに入れて話しかけたところ、すぐに懐いて思いっきり甘えはじめました。
子猫は自分のちからで「幸運」をつかみました。人も猫も一緒です。運をつかむかどうかは自分次第です。
あのまま逃げてしまったら、どこかで死んでいたかも知れません。


最後に笑い話です。
この1週間、女の子らしい名前を一所懸命考えていたのですが、それが一瞬で消えてしまいました。
先生から、「この子は本当にいい子ですよ。男の子なのにおとなしい。」と言われ、絶句。
「えー、男の子なんですか?」、「うん、男の子だよ。ほらね。」、「あっ、ほんとだ。(○ン○ンついてる)」

さあ大変、すぐさま名前を考えなおさなければなりません。
いろいろ考えた結果、「マロン」と名付けました。

感染病のため、完治するまでは愛猫の「ポニョ」と隔離して暮さなければなりません。
お部屋も別でご対面もできません。ポニョも気になる様子ですが仕方ありません。
一緒に遊べることを楽しみにしながら、今は病気を治すことに専念します。

 

非公開物件見てみませんか?