
皆様、こんにちは。西村友里です。
今日の関東は「大雪」に見舞われるという天気予報が流れたので、
事前の準備等に翻弄された方も多かったのではないでしょうか。
心配をよそに予報は見事にはずれ、大した雪にはならなかったので安心しましが、
とても寒い一日となりました。
雨、みぞれ、粉雪が交互に降り続く、目まぐるしい天候でした。
不謹慎ではありますが、私は岡山育ちのため、雪が積もることを昨夜から楽しみにしていました。
代表に「犬のようだね。子犬に似てるもんね。」といわれ、先輩には「自分の尻尾を
クルクル追いかけ回している犬だよね。」などと言われてしまいました。
本日お昼を買いに行こうと事務所を出る寸前、店舗の自動ドアの前に
黄緑色の丸いものが落ちているのに気付きました。
「何だこれは?」と思い、顔を近付けてみると、なんと「小鳥」でした。
寒さのためか、小さな身体を丸くしたまま、こちらを見つめていますが、逃げる様子はまったくありません。
具合が悪いのかと心配になり、思わず「社長!小鳥がいます。」と叫んでしまいました。
動物好きの代表がエントランスに出てこられて、小鳥に話しかけ始めました。
「どうしたの?寒いの?中に入って温まろうか。」などと声をかけていますが、小鳥はじっと代表の顔を
見つめているだけで、微動だにしません。
その顔はとても可愛らしく、愛らしい目をしていました。
代表は「室内に入れてあげようか。でも小鳥って人間が触ったら、母鳥に子育てを放棄されるんじゃ
なかったかな・・。」などと言っています。
私は心の中で、「野良猫の次は、鳥を保護することになるのかな」と思っていました。
寒い中での突然の出来事に、道行く人々も小鳥に視線を落とし、皆「どうしたの?」と声をかけてきます。
通りがかった年配の女性が鳥に詳しいようで、「こんなところにメジロがいるのは珍しいわね。
私の家の前には、最近よくメジロが来るようになったけれど、普通は人に懐かないからすぐに逃げる
はずなのに。」と驚きながら、代表と話をしていました。
その後、私たちの心配をよそに、メジロは元気よく、横浜公園に飛んで行きました。
その姿に「具合いが悪かったわけではなかったんだ。」とホッとひと安心しました。
「きっと寒かったから、遊びに来たんだね。」と、微笑ましい光景に心が和やかになりました。
インターネットによると、メジロは全長約12 ㎝程で、スズメよりも小さいそうです。
緑がかった背と暗褐色の羽を持ち、雌雄同色。
目の周りの白い輪があるのが特徴で、それが名前の由来となっているそうです。
寒空の中、思わぬ来訪者に、春が近付いていることを感じて嬉しくなりました。