
皆様、こんにちは。西村友里です。
ダイニングバー用の店舗をお探しのお客様にピッタリな店舗がみつかりました。
このお客様は、1年前にもご来店を頂き、いくつかの店舗をご案内させて
頂きましたが、その際にはご希望に添える店舗が見つからず、またお客様自身も、
飲食店を経営するのに、どのくらいの資金が必要になるか等を把握できて
いなかったこともあり、店舗探しは一旦仕切り直しとなりました。
先日、1年ぶりにお客様からお電話を頂きました。
「店舗を借りる準備が整ったので、そろそろ本格的に店舗探しを行いたいが、
どこか良いところはないでしょうか。」という内容でした。
弊社には、店舗をお探しのお客様が連日ご来店されます。
関内エリアは、店舗経営をされたいお客様の需要が多い人気エリアだからです。
2月末から店舗をお探しのお客様がいっきに増えたことと、新たにスナックの居抜き物件の募集を
弊社でお任せ頂いたことにより、バーやスナック等の水商売向け店舗物件の知識を、私自身蓄える
ことができました。
例えば、「居抜き店舗」と「リース店舗」についてですが、
◇「居抜き店舗」
前の賃借人様が造作した内装や設備などが、そのまま残されており、現状のまま貸す店舗の事。
造作や設備は、次の賃借人様が買い取らなければならない場合もあり、その場合には費用が発生します。
設備などが「残置物」と定義されていたり、古いものであれば譲渡費用はかかりませんが、故障した場合は
修理、撤去費用は賃借人様の負担となるのが一般的です。
◇「リース店舗」
オーナー様の負担により、内装や厨房機器などの造作が施してある店舗の事。
基本は内装デザインや機器の配置等は、賃借人様が勝手に変更することはできません。
その代わり、内装の補修、機械の修理などは全てオーナー様の負担となります。
内装等を変更したい場合は、工事費用等すべて賃借人様が負担すれば、オーナー様に了承して
頂ける場合もあります。
また、毎月の賃料は「居抜き店舗」に比べて高いのが特徴です。
これらの店舗以外にも、コンクリートがむき出しになっており、内装や設備がまったく施されていない
「スケルトン」と呼ばれる店舗がございます。
この場合、何もないところに造作工事を施すため、初期費用が相当かかります。
費用がかかっても、ご自分の好きなように造作や設備を考えたいお客様にとっては、スケルトンタイプの
店舗は魅力的です。
今回ご案内をさせて頂いたお客様は、何箇所かご案内を重ねるうちに、「リース店舗」が合っていることが
分かりました。案の定、「居抜き店舗」も含めた4件をご案内しましたが、「リース店舗」でお申込みを
頂戴致しました。
お邪魔できるお店がまたひとつ増え、大変嬉しく思います。
しっかりフォローさせて頂きます。