2015年07月12日
営業活動日記 「防音対策のリフォーム工事」

皆様、こんにちは。山口幸夫です。

弊社は、不動産売買・売買仲介、賃貸管理・賃貸仲介、建築・リフォーム、コンサルティングと
不動産取引に関わる一切の業務を行っております。
提案力には定評があるため、相続や土地の有効活用などのご相談が多いのも特徴です。

ここ最近、リフォームによる防音工事に関する案件が2件続けてございました。
1件は、ダンススタジオとしての使用に伴い、近隣に対して迷惑を掛けないような
防音対策工事の提案と見積り依頼を頂き、現在対応中です。

入居者様負担での工事となるため、限られた予算内でどこまでの防音対策が出来るのかが
重要なポイントとなります。
入居者様とオーナー様の双方と確認し合いながら、慎重に進めております。

2件目は、昨年マンションをご購入頂いたお客様から、外部からの騒音対策の相談を頂きました。
すぐ近くに高校があり、部活動が大変活発なため、放課後や週末の部活動による発声等の騒音に
悩まされているということでした。
ただ悩まされているのはご主人様だけで、奥様はあまり気にされていない様子です。
ご主人様は、地方の大変静かな街でずっと生活されてきたことが要因と言えます。

築年数がそれなりに経過しているマンションですので、窓枠・サッシも古く防音効果が低いため、
内側に新たに窓を取り付ける二重窓にすることが出来るか現地確認を行いました。
幸いにも窓枠にゆとりがあるため、取付け工事は比較的容易に出来ることが分かりました。
お客様には来週、見積書を提出してご説明をするお約束になっています。


リフォーム工事は、お客様の要望を聞き取り、現地調査を行って、工事見積りを出しますが、
最終的にはお客様がご判断されることなので、受注につながらない場合もあります。
見積書は、そこまでお金をかけてやるべきことなのか、また生活の中で本当に必要な工事なのかなどを含め、
お客様が検討されるための良い判断材料となります。
もちろん、様々なご事情によりリフォーム工事を断念されるケースもありますが、大切なことは
お客様が何に悩んでいて、どう対処、改善することが重要なのかを見極めるために、
私たちは最善の提案をすることなのです。
見積書を提出することにより、いずれかの結論が出せるわけですので、お客様にとっては有難く思って頂ける
判断材料であることには間違えありません。

感謝されれば、必ず次の仕事につながります。
だから、私たちの仕事に無駄なものはひとつもないのです。


ひと言で「防音」といっても、自分から発する音への対策もあれば、外からの騒音に対する対策もあります。
また音の程度によって工事内容は全く異なります。
リフォームのことで何かお悩みのことがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。


(マメ知識)
分譲マンションでは、窓枠・サッシ・窓ガラス等は共用部分になりますので、勝手に取り換えることは出来ません。
分譲マンションにおいては、窓や玄関ドアなどはマンション全体で規格や色を統一するという観点もあります。
また、共用部ですので工事費用は毎月納入している修繕積立金で負担対応されるものです。
ご購入時には、重要事項説明にて説明を受けているはずですが、聞き流してしまって
(きちんと説明をしていない会社もあります)、ご存じない方も大勢いらっしゃいます。

 

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