
皆様、こんにちは。山口幸夫です。
今日は8月9日、長崎に原爆が投下された日です。
今年は終戦から70年という節目の年であり、
安保法案で様々な議論がされている最中でもあるため、
例年よりも先の戦争に対する意識が強くなっているのかもしれません。
本日は、「歴史の真実」という著書での広島と長崎に投下された原爆について
お届けいたします。
原爆投下について、アメリカは戦争を終わらせるために必要だったと言っていますが、
1945年6月に日本はソ連に対して、アメリカとの和平仲介を依頼しており、
日本が戦争を終わらせようとしていた事実があります。
少なくとも原爆を2発も投下する必要はなかったはずです。
広島に投下された原爆はプルトニウム型、長崎に落とされた原爆がウラン型という
種類の異なる原爆であったことから、先のソ連との冷戦を見据えるためともいえます。
「戦争」は、国家と国家がお互いの国益のために起こすことであり、
どちらが正しくてどちらが間違っているというものではありません。
その前提があるため、戦争を行ったことについて謝罪をする国は日本以外ありませんでした。
戦争に負けて、アメリカの手で日本国憲法が作られて、教育勅語という素晴らしい日本の教育指針が廃止され、
日本は戦争で他国に迷惑を掛けたという意識の擦りこみが重ねられたのでした。
アメリカを責めるということではなく、日本人として、事実をしっかり知っておかなくてはなりません。
決して他人事のように知らん顔をしたり、目をそらしてはならない「真実」なのです。
安保法案についても、ただ反対するだけでは、意見でも何でもありません。
対案が必要です。
世界に目を向ければ、日本がこのままではいけないことは容易に分かります。
今はアメリカのおかげで日本は平和でいられるのです。
これから何をしていくことが大切なのかを考える上で、歴史の事実を知ること、
そして、戦争がどれだけ悲惨なことなのかを、後世にしっかり伝えていかなくてはならないと
改めて強く感じております。