皆様、こんにちは。中澤明子です。
言葉の素晴らしさを、あらためて考えさせられた出来事がありました。
皆様にお届けしたくて、日記にしたためます。
先日、某テナントのご契約に際して、弊社の確認ミスから
お客様にご迷惑をおかけする出来事が起きました。
私はトラブルの席に担当者を同席させない主義ですが、
勉強のためにという先方様の意向により、今回は担当者を同席させました。
話し合いの結果、問題が解決し、お客様がお帰りになる際に、
担当者が感極まって涙を流しました。
担当者としては、お客様と会社に迷惑をかけたことから、
申し訳ないという気持ちが涙となって溢れてしまったことは、理解できます。
もちろん、あってはならない事ですが、仕事にミスはつきものであり、
ある面、成長するためには必要なことなのかもしれません。
そういう意味でも、今回の出来事は弊社にとって、よい教訓となりました。
何事においても「確認」することの重要性を、あらためて痛感した次第です。
数日後、ご迷惑をおかけしたオーナー様から私のもとに1通の手紙が届きました。
「御礼」と書かれたその手紙の最後には、次のような1筆が綴られており、
大変感動いたしました。
「私は、久し振りに、本当に綺麗な涙を見ました。
そして、何よりも、人の心は掛け替えの無い宝物だと、改めて胸に沁みました。
中澤様は素敵な部下をおもちです。」
このように素晴らしいお客様に支えられている会社です。
決して驕らず、精神誠意、顧客満足に徹することを改めて心に誓いました。
相手を思いやる気持ちをもってこそ、互いに尊重できる関係が築けます。
わかっていてもなかなか行動に移せるものではありません。
大先輩のオーナー様のお人柄と心意気に心より感謝いたします。
素敵なお手紙をありがとうございました。
日々精進してまいります。
今後共、ご指導ご鞭撻のほどを、よろしくお願い申し上げます。