2015年10月17日
営業活動日記 「言葉のちから」

皆様、こんにちは。中澤明子です。

言葉の素晴らしさを、あらためて考えさせられた出来事がありました。
皆様にお届けしたくて、日記にしたためます。


先日、某テナントのご契約に際して、弊社の確認ミスから
お客様にご迷惑をおかけする出来事が起きました。

私はトラブルの席に担当者を同席させない主義ですが、
勉強のためにという先方様の意向により、今回は担当者を同席させました。
話し合いの結果、問題が解決し、お客様がお帰りになる際に、
担当者が感極まって涙を流しました。
担当者としては、お客様と会社に迷惑をかけたことから、
申し訳ないという気持ちが涙となって溢れてしまったことは、理解できます。


もちろん、あってはならない事ですが、仕事にミスはつきものであり、
ある面、成長するためには必要なことなのかもしれません。
そういう意味でも、今回の出来事は弊社にとって、よい教訓となりました。
何事においても「確認」することの重要性を、あらためて痛感した次第です。


数日後、ご迷惑をおかけしたオーナー様から私のもとに1通の手紙が届きました。
「御礼」と書かれたその手紙の最後には、次のような1筆が綴られており、
大変感動いたしました。

 「私は、久し振りに、本当に綺麗な涙を見ました。
  そして、何よりも、人の心は掛け替えの無い宝物だと、改めて胸に沁みました。
  中澤様は素敵な部下をおもちです。」


このように素晴らしいお客様に支えられている会社です。
決して驕らず、精神誠意、顧客満足に徹することを改めて心に誓いました。

相手を思いやる気持ちをもってこそ、互いに尊重できる関係が築けます。
わかっていてもなかなか行動に移せるものではありません。
大先輩のオーナー様のお人柄と心意気に心より感謝いたします。


素敵なお手紙をありがとうございました。
日々精進してまいります。
今後共、ご指導ご鞭撻のほどを、よろしくお願い申し上げます。

 

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