
皆様、こんにちは。西村友里です。
本日、10月31日はハロウィンです。
お客様をお部屋へご案内する為、一緒に関内駅近くにある
「大通り公園」を歩いていたところ、仮装している方々を大勢見かけました。
魔女やオバケの恰好だけでなく、ナース服を着た方や「スーパーマリオ」等の
キャラクターの恰好、全身ヒョウ柄タイツの女性もいらっしゃいました。
日本人だけでなく外国の方も混ざっており、皆さんで写真を撮り合っていました。
お客様と一緒に「すごい光景ですね」、「あの方はかなり衣装に手が込んでいらっしゃいますね」等と
話をしながら、その光景を眺めていましたが、見ているだけでハロウィンの雰囲気を楽しむことが出来ました。
ハロウィンの起源は、もともと古代ケルト人が秋の収穫を祝い、
悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事を行っていたことからだそうです。
ケルト人の1年の終わりが10月31日で、この夜は夏の終わりと冬の始まりを意味し、
死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたそうですが、
時期を同じくして出てくる有害な精霊や魔女から身を守るために仮面を被り、
魔除けの焚き火を焚いていたそうです。
ハロウィンがアメリカの年鑑に祝祭日として記録されたのは19世紀初頭以降のことだそうです。
19世紀半ばまで特定の移民共同体の内でだけの行事として行われておりましたが、
徐々に米国の「主流社会」に受け容れられるようになり、20世紀初頭には、社会的、人種的、
宗教的背景に関係なく、米国のほとんどの人々に受け入れられ、東海岸から西海岸へ広まっていったそうです。
今では年間行事の一つとしてハロウィンも含まれておりますが、
ハロウィンが日本に馴染み始めたきっかけは、1990年代後半より始まった
東京ディズニーランドのイベントを筆頭として、各地でのハロウィンイベントの開催が増えたことだそうです。
また、2000年代後半より菓子メーカーが、相次いでハロウィン商戦に参入したことや
インターネット・SNS等の普及により、さらにハロウィンの市場が拡大されてきました。
日刊ゲンダイには以下のことが書かれておりました。
「昨年(2014年)のハロウィーンの経済効果は1100億円に上り、バレンタインデーの1080億円、
ホワイトデーの730億円を抜き去りました。
すでに、6740億円のクリスマスに次ぐビッグイベントです。
そもそもは、9月から11月にかけてのイベント端境期に消費を刺激する起爆剤をという
流通業界の仕掛けによるものでしたが、3.11を契機に強まったつながりを重視する風潮が後押しになった。
子供、両親、祖父母の3世代が一緒に楽しめるし、家族もシングルも男性も女性も盛り上がれる。
消費のボリュームゾーンの広さがハロウィーンの強みです。」
イベントを楽しみつつ、景気も良くなるので、機会があれば私も仮装をしてハロウィンイベントに
参加してみたいと思います。
ちなみに先月半ばに、何年も前から行きたいと思っていたハロウィンバージョンの東京ディズニーシーへ
友人と行って参りました。
ハロウィンならではの独特な世界観をしっかりと満喫してくることが出来ました。
添付しております写真はそのときに撮った写真です。