
皆様、こんにちは。山口幸夫です。
先日、弊社で受託を頂いておりました港南区の一戸建の契約が無事に終わりました。
買主様はこれからご結婚をされる20代の若いカップルです。
なんと奥様になる方は平成生まれです!
私にとって、記念すべき平成生まれのお客様第1号です。
昨日、住宅ローンの申込手続きと、年内に残金支払い手続きを済ませるための
スケジュールの細かい打合せを行いました。
ローンの本申込書は、売買契約書類同様、住所や氏名等数多くの記載欄があり、
ご記入頂く書類がたくさんあります。
今回のお客様は共有名義でお住まいを購入されますが、売買契約時はお仕事の都合で
奥様が欠席されたため、ご主人様が契約を委任されました。
従って、ご主人様は、契約書類への署名捺印において、奥様分の住所氏名の記入もあったため、
すべての署名を終わった時には、ご主人様は手首を押えながら疲れ果てていました。
昨日の銀行での申込手続きの際も、申込書類へのご記入を見ていると大変不慣れなご様子でしたので、
普段字を書くことに対してお聞きすると、仕事上でも文章をはじめ、字を書く機会がほとんどないとのことでした。
考えてみれば、ほとんどの業界で事務作業はパソコンを使っているため、若い人に限らず、
字を書く機会が減少しているのは当然のことです。
メモを取るなどして、よほど意識をしていないと字を書く機会は本当に少なくなってきました。
また、メールが普及したことにより、手紙を書く機会も減ってきました。
そんな時代だからこそ、お客様に対してメールではなく手紙を書くことは他社との差別化につながります。
意識して字を書くことで、仕事においてプラスになることはたくさんあります。
便利な世の中になっているからこそ、手書きの文字の価値や重要性が見直されるのです。
文明の科学を上手に活用しながらも、失いつつあるべきものに目を向けていきたいと思います。