
皆様、こんにちは。山口幸夫です。
弊社では、平塚市片岡にあります開発分譲地「夕日の丘 片岡」の
販売を行っております。
12区画中、現在6区画を第一期販売として分譲中です。
本日は、その中の1区画に地元の業者が客付をして下さったので、
その業者の事務所に出向き、売買契約を交わしてまいりました。
買主様は趣味でアマチュア無線をされているそうで、ご自宅にはとても大きなアンテナが立っています。
「アマチュア無線」という言葉を耳にすることはあるのですが、私には馴染みがありません。
アマチュア無線のアマチュアのことを、プロとアマのアマチュアの意味かと思っていたのですが、
ここでいう「アマチュア」とは、「私的学究」を意味しており、素人というような意味ではないそうです。
アマチュア無線とは何をするものなのか私には知識がなかったので、お客様からお話を聞きつつ、
自分でも調べてみました。
【アマチュア無線】
アマチュア無線は、仕事や金銭上の利益を目的とした運用を禁じられており、
純粋な趣味で行われる無線通信です。
市民無線やパーソナル無線と違い、国が認める「無線従事者免許」が必要で、
一度取得した資格は生涯有効。
個人の無線機で連絡ができるため、緊急災害時には貴重な通信手段としても活躍しているそうです。
日本は世界有数のアマチュア無線王国なのだそうです。
アマチュア無線の資格は、相互運用協定に合意した国の間では国際的に通用し、
海外でもアマチュア無線を行うことができ、日本はアメリカ、ドイツ、カナダ、オーストラリア、
フランス、韓国、フィンランド、アイルランド、ペルーと締結しているとのこと。
世界にはアマチュア無線局が280万局以上あり、外国との国際交流にも役立っています。
電話回線が今ほど発達する以前から、世界を軽々と電波で結びコミュニケーションを成立させていたのが
アマチュア無線なのです。
国を越え年齢・性別を超え世界の人と語り合うアマチュア無線は、インターネットのルーツとのこと。
1995年の阪神淡路大震災の時、あらゆるライフラインが寸断されてほとんどの通信手段が途絶えた中、
アマチュア無線家たちの連絡網が情報伝達や人命の救助に貢献。
災害、非常時に有線通信が使用不能に陥った際にアマチュア無線が大変有効な通信網になり、
社会的貢献度の高さも大きく注目を集めています。
買主様は、世界の方たちと通信をされているのか。たくさんの仲間がいるのか。
どういう経緯でアマチュア無線と出会い、何に最も魅力を感じておられるのかなど、
アマチュア無線について調べた結果、お聞きしたいことが沢山でてきました。
次に買主様とお会いできるのは残金決済の時ですので、私なりにアマチュア無線のことを調べて、
予備知識を備えた上で、改めてお客様にお話を聞いてみようと思います。