
皆さん、こんにちは。山口幸夫です。
今日は、いま読んでいる本の中から、大切なことだなと思った一文をご紹介します。
「プロは堂々としているのが、相手に対するサービス」
著者がある歯医者さんへ行ったときのことが書かれていました。
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最新の設備も整っていて、とてもきれいにしているのですが、
なぜか患者さんが一人もいません。
すると奥から、院長先生が出てきました。
とても人の良さそうな先生なのですが、自信がなさそうにビクビクしながら
治療をしているのです。
「いい人」は、謙虚で、謙遜屋が多いものです。
「自分のやり方でいいのかな?」と迷ったり、不安になることも多いでしょう。
しかし、仕事をする場合は、それを顔に出してはいけません。
プロは堂々としているのが、相手に対するサービスなのです。
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それでなくても、恐い歯の治療を自信のない先生に任せたくはありません。
これは、私たち不動産業においても、全く同じことが言えます。
購入・売却いずれにしても、最も大切な財産のひとつである不動産を任せる
不動産業者の担当が、自信のない対応をしていては即退場です。
当たり前といえば、当たり前の話ですが、まずプロとしての意識をしっかり持つことが重要だと思います。
仕事は、その成果としてお金を頂くわけですので、その仕事に対するプロ意識を持たなくては
いけないと思います。そして、プロとして仕事を全うすること、お客様に喜んで頂くことが義務であると思います。
また、自信を持って堂々と仕事をするためには、その自信の裏付けも必要です。
不動産に関わる知識は多岐に渡りますので、私たち実務者は常に勉強をして学んでいかなくてはならないと
改めて感じました。