
皆様、こんにちわ。井上久恵です。
先週、売買担当の営業が不在の中、
マンションをご購入希望のお客様がご来店されました。
私では知識不足だという事を、事前にお客様にお伝えし、
ご了承頂いた上で、ご希望条件や購入動機などのヒアリングを
させて頂きました。
「店頭に掲載してあるお部屋を、今見ることはできますか?」という
ご依頼だったため、急きょ鍵の手配や地図の準備などを行い、
お客様を現地へご案内することになりました。
突然のご案内で、かつ事前に下見をしているお部屋ではなかった為、
一抹の不安がありました。
案の定、予感は的中。
まず、キーボックスの開錠の方法(触り方)が分からず、
開錠の仕方に戸惑う自分自身に、一番戸惑いました・・・。
また、エントランスやお部屋の扉を開けるのに、
その都度お客様の手をお借りしていることにも気が付きました。
「なぜ…!!??」
案内が終わり、会社に戻ってから一人反省会を開きました。
実際扉の前に立ち、お客様の手を煩わすことなく扉を開ける方法を見つけようと
後輩に手伝ってもらい、シュミレーションをしました。
すぐに、自分の立ち位置が悪かったことに気が付きました。
手前に引く扉の場合、私はお客様の右側に立てば、
お客様に手伝って頂かなくても扉を開けることができるのです。
『主導権を握りたい場合、聞き手(右手)は開けておく』という説があります。
今回の経験から、お客様をリードしなくてはならない私が、お客様の左側にいたのでは、
(場合によっては)リード出来なくなるということを学びました。
加えて、咄嗟の判断力も重要でした。
圧倒的な経験不足に不甲斐ない思いが募りますが、
このような経験を積み、どんどん自分の「モノ」にしていきたいと改めて感じました。